不器用男子と気の強い女子

昔昔

ある所に

不器用な男の子と

少し気の強い女の子が

いました。

違う世界に住んでいた二人は

ある日偶然出会い、

恋に落ちました。

男の子はやさしくて、

いつも振り回されて、

女の子は手紙で、

いつも謝りました。

星が降るある日のこと。

男の子は手をとって、

こう言いました。

やがて月日は流れて、

二人は歳をとって、

深い絆が出来ました。

相変わらず男の子は、

いつも振り回されて、

女の子は、

やさしさに感謝していました。

星が降るあの日と同じように、

男の子は手をとって、

こう言いました。

それから二人は、

いばらの道を

何度も切り抜けて、

時に嵐と戦って、

どんな時だって

互いに手を取り合って

いくつも大きな奇跡を

起こしていきました。

そして二人は、

いつまでも

幸せに暮らしました。

─おまけ─

昔昔ある所に不器用な男の子と少し気の強い女の子がいました。

違う世界に住んでいた二人はある日偶然出会い、恋に落ちました。

男の子はやさしくて、いつも振り回されて女の子は手紙でいつも謝りました。

星が降るある日のこと。

男の子は手をとってこう言いました。

愛してる。

誰よりも。

君が思うよりも。

いつだって君のことで心はいっぱいなんだよ。

頼りないかもしれない、でも必ず守るから。

ああ、どうか僕のそばに、ずっと僕のそばにいてほしい。

やがて月日は流れて、二人は歳をとって、深い絆が出来ました。

相変わらず、男の子はいつも振り回されて、女の子はやさしさに感謝していました。

星が降るある日と同じように男の子は手をとってこう言いました。

愛してる。

誰よりも。

君が思うよりも。

いつだって君のことで心はいっぱいなんだよ。

頼りないかもしれない、でも必ず守るから。

ああ、どうか僕のそばに

ずっと僕のそばにいてほしい。

それから二人は、いばらの道を何度も切り抜けて、時に嵐と戦って、どんな時だって互いに手を取り合っていくつも大きな奇跡を起こしていきました。

愛してる。

私も。

君に負けないくらい。

いつだって君のことで心はいっぱいなんだよ。

今までも、これからも、頼りにしてるから。

ねえ、だから君のそばに、ずっと君のそばにいさせて。

そして二人は、いつまでも幸せに暮らしました。

その後

さらに幸せに暮らしました。

西野カナ

─Bet time story─