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相談室は、いつもと違って静かな空気に包まれている。

花宮の前には、生徒指導の千瀬先生がいる。

千瀬先生は、長年教師をやっている、校則に厳しいと噂の女性教師だ。

千瀬先生

どうしてここに来たか分かるわよね?

花宮由乃

はい?なんでしょうか?

千瀬先生

確かにあなたは、スクールカウンセラーとしての才能は、あるわ

千瀬先生

あなた生徒に天才スクールカウンセラーって呼ばれてるらしいじゃない?

千瀬先生

だけど、「暴力」「盗聴」をしてる。

千瀬先生

それは、いけないことじゃない?

千瀬先生

よって貴方には、スクールカウンセルを続けられないと教員の方の判断になったわ

花宮由乃

でも1回しか相談受けてませんよ?

千瀬先生

今がちょうどいいの、今がやめさせどきなのよ、

そう言って何かの紙を机の上に出す。それは、契約書になっていた

花宮由乃

そうですね、

花宮由乃

私がこんなことをするからですよね、

千瀬先生

そうよ、分かったらこの契約書にサインしてちょうだい

花宮が契約書に触れようとした

ドアがバンッと音を立てて開かれた

蒼也

花宮先生!

千瀬先生

あら、生徒達じゃない

蒼也

千瀬先生、お願いがあるんです!

千瀬先生

何かしら?

蒼也

花宮先生は、やめさせ、…

鈴香

千瀬先生?

鈴香

私、花宮先生に助けてもらったことがあるんです。

鈴香

私悩んでて、

鈴香

悩んでる事知ってました?

千瀬先生

えっ?

千瀬先生

あら、そうなの?

千瀬先生

てっきり、鈴香さん成績優秀だから、

鈴香

いい訳などは、結構です

鈴香

私助けてもらったおかげで毎日が楽しくなったんです。

鈴香

これについてどう思いますか?千瀬先生?

千瀬先生

つ、

千瀬先生

さすがに生徒に言われて反抗は、出来ないわ

千瀬先生

今回は、見逃して上げるわ!だけど、つ、次は、許さないから!

千瀬は、早急にこの部屋から出ていった

花宮由乃

ありがとうございます

鈴香

いえいえ、でも次危険に乗り込むのは、やめてください!

花宮由乃

うふふ、考えておきますね、

ふと視線を向かい校舎の屋上に目を向けた

花宮由乃

あれ?

フェンスを越えた先に1人の女子高生がたっている

その生徒は、こちらに目を向けると、フェンスを乗り越え校舎の中に入っていた

そこから勢いよくトビラが開いたのは、わずか10秒後だった

その生徒は、こちらに目を向ける

助けて、

花宮由乃

どうしてあそこにたっていたんですか?

飛び降りようとおもったから、

毎日どこにいても楽しくない、

学校も、家も!

私、に、居場所はない、…

花宮由乃

いじめをうけていたりとかですか、

蒼也

かもしれません

蒼也

倉木紗和さんとは、同じくらすなんです

花宮由乃

倉木さんの家庭にも問題があるかもしれません

花宮由乃

倉木さん?

花宮由乃

貴方がいじめられていることご両親は、しっていますか?

倉木紗和

知りません、

倉木紗和

日頃から、お母さんとお父さんとは、話していないの、むしろ、私に興味を示してくらないし、

花宮由乃

(家庭内暴力にあっている可能性がある、…)

花宮由乃

倉木さん、

花宮由乃

今日の放課後お願いがあるのですが、

放課後

住宅街

花宮由乃

ここですか、

紗和の家の前に立つ

花宮は、インターホーンを鳴らす。チャイム音が鳴り響く

ドアから出てきたのは、金髪の若い女性。タバコをくわえていた

??

貴方達誰よ?

??

私に何かよう?

花宮由乃

私はスクールカウンセラーの花宮です。

花宮由乃

貴方は、紗和さんのお姉様ですか?

??

は?何言ってるの?私は、さわの母親の優子よ、

花宮由乃

あら、お母様でしたか、すみませんお若いのでてっきりお姉様かと、

蒼也

(先生わざと間違えたのかな、?)

花宮由乃

それでは、おうち失礼します

倉木優子

えっ!?ちょっと、

家に無理矢理入っていく。そんな花宮の姿を優子は、止めようとしていた

花宮由乃

失礼します〜

花宮由乃

あれ?随分とあれていますね〜

倉木優子

ちょっと無理矢理おしかけないでよ!

部屋の中は、ところどころにゴミや、缶が落ちている。ひとつの箇所にゴミ袋が溜まっておかれている

花宮由乃

私は、こう見えても潔癖症で、今すぐ部屋の掃除をしたいのですが、…

花宮由乃

まずは、優子さんに質問をしましょう!

花宮由乃

優子さん、あなたの娘さんの紗和さんが学校でいじめにあっているの知っていますか?

倉木優子

そ、それは、…

花宮由乃

あれ?知らないんですか?

倉木優子

し、知るわけないでしょ!

倉木優子

学校の事まで、いちいち気にしないでしょ!

花宮由乃

え〜そうですかね?普通気になって当たり前だと思いますけど、

花宮由乃

まぁおいておいて次の質問です、

そのまま質問をしてそれに応えるという、尋問みたいなのが30分間も続いた

花宮由乃

はァ、もう30分経ちましたよ、そろそろボロを出したらどうですか?

優子は、何も答えない

花宮由乃

もう、こうなれば力づくですね、

花宮は、ナイフを取り出す

無音のまま、ナイフの先は、相手の首筋に触れた

花宮由乃

言わなかった場合は、このナイフを引きます。

倉木優子

こんなのただの脅しよ!

倉木優子

していい事と悪い事分からないの?

花宮由乃

分かりますよ。

花宮由乃

だから優子さんにナイフを向けてるんじゃないですか♡

空気が湿気たものになる。誰も声をあげない

花宮由乃

では、質問です。

花宮由乃

貴方は、娘の紗和さんに暴力をふっている。

花宮由乃

ちがいますか?

倉木優子

っ、

倉木優子

な、なわけないじゃないwそんなことしたら、

倉木優子

ひっ!(|| ゚Д゚)

花宮由乃

嘘ついてますよね?

花宮由乃

本当の事言わないとどうなるか、

倉木優子

わ、わかったわよ!

倉木優子

そ、そうよ!私は、家庭内暴力をしてる!

倉木優子

でも、私には、理由があるの!

倉木紗和

その理由って、…?

倉木優子

紗和には、まだ言っていなかったわね、私たちも言えずに隠していた、

倉木優子

紗和、貴方には、妹がいるの

倉木優子

言えなかった、本当に言えなかった!

倉木優子

本当は、さわの後にお腹に赤ちゃんができていた、だけどその子は、お腹の中でしんでしまった、…それからも私たちは、苦しいことばかりだった、次第にその悩みがストレスとなって、あなたをきづつけることになった、

倉木優子

貴方に妹をプレゼントしたかった。ずっとそんな思いだった

倉木優子

ごめんなさい、…

土下座をする

その前に花宮がたつ

花宮由乃

顔をあげてください、

花宮由乃

私は、そんな気持ちを知りませんでした、その事は、謝りたいのですが、

花宮由乃

暴力は、いけないことです。これからは、紗和さんに苦しい思いをさせないでください。

花宮由乃

それがあなた達ご両親の償いだと思います。

花宮由乃

それに、こんな暴力、お空にいる赤ちゃんもきっと許しては、くれないと思います

倉木優子

はい、…分かりました…

数分後

倉木優子

ありがとうございました。

倉木優子

本当にありがとうございます!

倉木紗和

先生ありがとうございます!

花宮由乃

いえいえ、さわさんも元気になれて良かったです。

花宮由乃

それでは、もうゆきますので

歩いて行く3人を

2人は、ただじっとみつめていた

花宮由乃

良かったです。これで1件落着ですね!

鈴香

もう、…先生今日も危なかっしかったんだから

蒼也

……

鈴香

あおや?

鈴香

どうしたのぼーっとして、

鈴香

あっ!私方向こっちだ

鈴香は、小走りで走り後ろを向いて笑顔で手を振った

花宮由乃

なら、蒼也くんいきましょうか、

蒼也

先生!

花宮由乃

なんですか?

蒼也

一緒公園行きませんか、……?

公園

どこからかも虫の泣き声が聞こえる

花宮由乃

それで、なんでしょうか?

蒼也

その先生って、…

蒼也

すごいですよね、

花宮由乃

そうですか?

蒼也

そうですよ!

蒼也

相談した子は、全員嬉しい気持ちで笑顔ばかり、

蒼也

本当に凄いです、…

蒼也

(言うんだ!言わなくちゃ、)

蒼也

(このまま引き伸ばしてもダメなだけだ、…!)

蒼也

先生!

花宮由乃

はい?

蒼也

今日は、先生に伝えたいことがあって来ました!

蒼也

先生、

蒼也は、すっと息を吸い込む

そして振り向いて言った、

先生、好きです

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