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青春旅行

4 - 第4話 異世界へ

♥

38

2025年09月23日

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「青春旅行」

注意(attention) atkr二次創作 学パロ、年齢操作、 ダーク要素あり 魔法系(ファンタジー)要素大

第1章第4話「異世界へ」

💧🌙

おんりーちゃん、久しぶりっ‼︎

やり残した課題を終わらせる為に、僕は誰もいない教室にいた。 背後から抱きつかれて、思わず後ろを向く。

最近学校に来た時によく話している、自分の唯一の同級生の友達、ルザク君。

水月ルザク。 この子は、能力者だ。 向こうも、僕が能力者なことを知っている。

「思考覗き」ね。 他人の思考を、1日に2回まで覗くことができる能力。

🍌

ルザク、君…

君はにっこりと笑った。

💧🌙

ねぇ、おんりーちゃん‼︎

🍌

…なに?

💧🌙

ぼんじゅうる先輩が居なくなった、っていう話?聴かせて欲しいなぁ…

ニコニコととんでもない発言をしてきた。

多分、僕以外だったら「何故知っているの?」から始まるが、僕はもうそれを指摘するのは辞めた。

言葉を交わさなくても、能力者同士なのは分かりきっている。

だって、思考が読める君と、能力や魔法に過剰な程に敏感な僕だから。

🍌

この話に協力してくれるなら…いいよ。

💧🌙

わかった、するからっ‼︎ね、教えてよ‼︎

自席の一つ前の席の向きを変え、僕と向き合って座っているルザク君。

🍌

…ぼんじゅうるさんは、ドズルさんと昔から家が隣で、仲が良かったらしい。

🍌

ドズルさんは、お兄ちゃんがいつも仲良くしている人ね。

🍌

ある日、ぼんじゅうるさんは行方不明になったの。

🍌

親、警察、教師、彼の友達が、全力で捜索した。

🍌

でも、彼がどこに行ってしまったのかはわからなかった。

🍌

警察が付近の防犯カメラを見ても、ぼんじゅうるさんは映っていなかったんだ。

🍌

そこで、ドズルさんが僕にお願いしたんだ。

🍌

僕はすぐわかった。
ぼんじゅうるさんが、能力者だって。

じっと話を聞いているルザク君。

💧🌙

おんりーちゃんはそーいうの敏感だよね。

💧🌙

…僕が能力者だって、いつ気がついたの?

🍌

クラスが同じになった時から…かな?

そう、序盤の序盤だ。 中等部はクラス替えがないので、中1の時からということである。

💧🌙

やばっ‼︎僕、そんなにわかりやすい?

🍌

…わかりやすい?って言うか、お兄ちゃんと同じ感じかな。

お兄ちゃんは、最近は能力を隠している。

でも、少し能力が漏れていて、わかるんだよね。

ルザクくんも、似ている気がする。

あ、話が逸れちゃったね。いけないいけない。

🍌

…それで、ぼんじゅうるさんは「異世界創造」の能力を持っていた。

🍌

今は…異世界に逃げているみたい。

💧🌙

それ、下手すると面倒なことになる感じだよね?

御名答。やっぱ、考えを話さなくても伝わりはするの、やりやすくていい。

🍌

…そう。

君は黙って、そっか、と小さく呟いた。 こちらをはっきりと見て、笑った。

💧🌙

ねぇ、ルザク君って呼び方、固くない?

🍌

なんで急に?

💧🌙

僕がおんりーちゃん、って呼んでいるのに、そっちはルザク"君"呼びじゃん。

💧🌙

せっかく中学生なんだから、もっとキラキラ〜‼︎って感じの呼び方してよ‼︎

中途半端な付け方だとルザク君に怒られそうだな…

そういえば、女子生徒や一部の男子生徒は、ルザク君のことを「るざぴ」と呼んでいる。

🍌

…るざぴ、でいいかな?

💧🌙

え、嬉しい‼︎そうしよう‼︎

🍌

るざぴ呼び、慣れないよ…

💧🌙

まぁ、いいじゃん‼︎

やっぱり慣れないよ、るざぴ呼びは…

僕自身、これまで小学校では孤立していたし、通信の中学では、スクーリングの日も誰とも話していないし。

友達、という存在が初めてだから、やっぱり関わり方もよくわからない。

でも、ルザク君…るざぴは優しい。

そうこうしているうちに、課題が終わった。

🍌

るざぴ、この後は通信のレポート書かなきゃだから、そろそろ帰るね。

荷物をまとめて、席から立ち上がった。

💧🌙

また今度、学校来た時に話そうよ‼︎

🍌

うん、また話そう。

約束を取り付けて、急いで教室を飛び出した。

まぁその約束、多分果たせないけどね。

おんりーちゃんを見送って、僕も教室を出ようと、席を立った。

おんりーちゃんの席の近くに、一冊のノートが落ちている。

表紙だけで、おんりーちゃんの字だとわかった。

「救済計画」と題し、びっしりと計画が書いてあるノート。

ノートを開くと、そこにはとんでもないことが書かれていて、僕は声が出なかった。

「僕がぼんじゅうるさんを能力で操って、異世界から追い出す。」

ノート、教室に忘れちゃったかな。

まぁ、いいや。

どうせ、この世界には戻ってこれないし。

呪文を詠唱し、異世界に繋がる門へと足を踏み入れた。

next→「操り人形」

作中の用語を簡単に解説するコーナー

「異世界」とは 能力を持った者だけが創造できる別世界。 能力「異世界創造」を持つ者と、「とある条件」を満たす者だけが別世界への出入りが可能。 能力の繊細なコントロールが不可欠で、初心者が創造した異世界は崩壊しやすい。 崩壊した際に中にいた人は、現実世界から存在が消え、忘れ去られる。

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コメント

5

ユーザー

いや代償デカw

ユーザー

能力者同士わかる...しかもqnlzはよくないです...w 尊いの塊じゃないですか...!

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