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美玉びーず_@1周年だぁぁあ!
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首が錆びついたような動きで声のした方を向くと、そこには
“鬼”がいた。
額から生える二本の角、異様に長い犬歯、青白く変色した肌。目の前にいたのは、御伽噺に出てくるような“鬼”そのもの。一瞬、捨てられたことに対する反応で幻覚を見たのかと思ったが、人の語を話すような生き物は私と“鬼”だけだったから、その説は即座に否定された。 恐怖のあまり固まっていると、“鬼”が口を開く。
鬼
舌なめずりをする鬼に寒気がして、喉から「ひゅっ」と音が出る。木が揺れた音を合図にするように、私は鬼から逃げ出す。一度動いた体は走り続け、息が苦しくなるのも気にせず、ただひたすらにあの化け物から離れた。
何分走り続けただろう。足の疲労と息苦しさの限界でようやく止まりかけたとき、また“あの声”が聞こえた。
鬼
嘲笑うように言いながらこちらに近寄ってくる鬼に、体の芯が震える。鬼と遭った場所からとてつもない距離を走ったはずなのに、当の本人は疲れている素振りも見せない。その異常さに心底怯えた。 気づけば私と鬼の距離は拳一つ分程になっており、私の体は木にもたれかかってしまっていた。
鬼
鬼の視線が私の足に向かれる。座り込んでしまっているから、傷を付けるのは容易だろう。 鬼の鋭い爪が私の脛を引っ掻く。ぴりっとした痛みが走り、引っ掻いた形に血が滲んできた。
鬼
そう言い、鬼が私の血を拭って口に運ぶ。脛の血は止まることを知らず、次々と流れ出ていく。 美味そうに舌なめずりをした後、また鬼は口を開いた。
鬼
そこまで言った瞬間、鬼の頸に刃が通った。 しゃきん、という小気味よい音が聞こえ、徐々に鬼の頭がずり落ちてくる。 ことんと頭が地面に落ちたとき、鬼の声ではない、凛とした青年の声が降ってきた。
???