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それからというもの、自由が一切無い暮らしが始まった。
団長
シャーロット
ここがどこなのか、何をする場所なのかも分からないシャーロットは、なぜ自分はこんな所で働かされているのだろう。
シャーロットは子供ながらにそう思った。
ここの朝は早い。
食べられる物も、前と比べて少なかったため、シャーロットは来た時と違い、腕も脚も細くなっていった。
そんな暮らしが3年間続いた後、ある事が起きた。
団長
レベッカ
団長
レベッカ
団長の脅しに、レベッカは怯えること無くそう言った。
団長がどこかに行き、そこはレベッカとシャーロットだけになった。
レベッカ
シャーロット
シャーロット
レベッカ
シャーロット
シャーロット
レベッカ
レベッカ
レベッカ
レベッカ
レベッカ
レベッカ
レベッカ
レベッカ
レベッカ
シャーロット
レベッカ
シャーロット
レベッカ
シャーロット
シャーロット
シャーロット
シャーロット
シャーロット
シャーロット
シャーロット
レベッカ
レベッカ
レベッカ
レベッカ
シャーロット
シャーロット
レベッカ
シャーロット
レベッカ
レベッカ
シャーロット
シャーロット
シャーロット
レベッカ
シャーロット
レベッカ
レベッカは、シャーロットにとても優しかった。
シャーロットが褒められれば自分の事のように喜び、シャーロットが悲しい思いをすれば慰めてくれた。
思えばここには親切な人が今までいなかった。
ここにいる人たちは全員、厳しく、全くと言っていいほど優しくなかった。
だが、優しい友人ができた事で、少しはこの苦行を乗り越えられそうだと、シャーロットは思った。
だが、2年後のある日
団長
シャーロット
シャーロット
シャーロットの目の前には、血まみれの赤毛の遺体があった。
シャーロット
声が震えて、涙がこぼれ落ちる。
レベッカは死んだ。
シャーロット
団長
団長
サーカス団員B
他人事の様に扱う人間
サーカス団員C
はやし立てるように言う人間
サーカス団員A
自分しか見ていない人間
様々の醜い人間を、シャーロットは12歳という年齢で、それを目の当たりにすることになってしまった。
誰1人、レベッカの死を悼んでいる者はいない。
亡骸の前に立って泣いているのは、シャーロット、ただ1人だけだった。