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放課後、丈くんとみっちーと駅前のマクドにやってきた。

丈くん

アイツ、後で来るから
先に注文しとこか。

みっちー

うん。

それぞれ好きなものを頼んで、4人くらい座れそうな席に座る。 それからしばらくして、めっちゃ元気でニコニコ笑顔の人が 店に入ってきて、紹介されてもないのに、 きっとあの人が大橋くんって分かった。

丈くん

おーい、大橋、こっち。

和也

丈くん、注文したら
そっち行く。

そして、大橋くんの隣には色白で子犬みたいな かわいい顔をした男の子が立っていた。

和也

ごめん、待たせたな。

丈くん

お前、また、
食べ過ぎやろ?

和也

だって、どっちも
美味しいんやもん

大吾

アハハハ、
さすがはっすんやな。
あっ、えっと、
はっすんのクラスメイトの
西畑大吾って言います。

和也

そうそう、
大吾って言うて、
俺の友達。
もう、親友かもしらん。

丈くん

高校入って
知り合ったんよな?

和也

うん。でも、
めっちゃ気が合うし、
俺と親友になりたいみたい
やし。

大吾

そんなん一回も
言うた事ないけどな。

みっちー

大橋くんは
相変わらずですね。

和也

みっちー、冷たい。
でも、それもかわいいで。

丈くん

ええから、とりあえず、
座りや。あっ、流星、
そっちちょっと寄れる?

流星

うん。

テンポよく進んでいく会話に少し出遅れていた僕は慌てて、 ソファ席の端に座り直す。

和也

えっ、なに、なに?
めっちゃかわいい。
名前は?

流星

あっ、大西流星です。

和也

流星。
なぁ、ハグしていい?

流星

えっ?

丈くん

お前、何言うてんねん。

和也

だって、めっちゃ
かわいいんやもん。

丈くん

流星、困ってるやん。

和也

えっ?ダメ?

流星

やっ、別にダメな訳
じゃないんですけど、、

和也

やったぁ、
よろしくな、流星。

そう言って大橋くんにギュッと抱きしめられた。

和也

ほら、せっかくやから
大吾も
ハグさせてもらったら?

大吾

はぁ?

和也

だって、
めっちゃかわいいし、
記念に。

丈くん

なんの記念やねん。

大吾

じゃあ、俺と流星くんが
出会った記念。いい?

そう言って、近くで見た彼の顔は僕にかわいいって言うてるのが 不思議なくらい可愛くて、僕は見惚れてしまった。

大吾

ん?
俺の顔なんか付いてる?

流星

わんちゃんみたい。
わんちゃんみたいで
かわいい。

大吾

よく、犬っぽいって
言われるわ。
この歯のせいかな?

そう言って見せられた八重歯がかわいくて、ニコッと笑うと。

大吾

ホンマ、この子
めっちゃかわいい。
俺、流星好き。

流星

えっ?

そう言って初対面やのに大ちゃんにぎゅーっとハグされていた。

大吾

流星、
これから仲良くしよな。

流星

うん。大ちゃん。

大吾

大ちゃんなん?

流星

大吾くんの方がいい?

大吾

ううん、大ちゃんがいい。

丈くん

やっぱり大橋の友達やな。
大吾も
だいぶ変わってるわ。

みっちー

流星くん、大丈夫?

大吾

あっ、ごめん。
あまりに可愛くて
ついつい。

流星

大丈夫やで、大ちゃん。

そう言って僕と大ちゃんは目を合わせて笑った。

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