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僕の初恋

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僕の初恋

第4話 - 3話

2025年06月15日

#大西流星

#西畑大吾

#大西畑

#初恋

#純愛

#切ない

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それから5人でいろんな話をしていたら、 2時間くらい経っていた。

丈くん

そろそろ帰るか。

和也

夕飯できてるやろうしな。

丈くん

お前、夕飯も食べるん？

和也

うん、うち、
今日ミートソースって
言うてたし。

みっちー

大橋くん家のミートソース
美味いもんな。

和也

そうやねん、大吾も流星も
今度食べにきて。

流星

あっ、うん。

丈くん

流星はこっちやったっけ？

流星

そうそう。
今から満員電車よ。

大吾

へぇ、電車なんや。

流星

大ちゃんは？

大吾

俺も。言うても
高校入るタイミングで
引っ越したんやけどな。

流星

そうなんや。
じゃあ、一緒に行こ。

そうして大ちゃんと一緒に駅に向かうと乗る電車もなんと最寄り駅までも一緒やった。

大吾

えー、流星の家、
この近くなんや。

流星

うん。

大吾

最近
引っ越したばかりやしさ、
なんか色々教えてや。

流星

うん。何なら休みの日でも
うちに遊びに来てええよ。

大吾

ホンマに？

そんな話をしながら、駅を出て数分の所で大ちゃんと別れた。中学でまともな友達を作ってこなかった僕は自宅の近くに友達ができて嬉しいなぁって思いながら、家までの道を歩いた。

流星母

おかえり。

流星

ただいま。

流星母

ごはんホンマにいらんの？

流星

あっ、おかず
ちょっとだけ食べる。
友達と
マクド行ってきたから。

流星母

そっか、高校楽しい？

流星

うん。めっちゃ楽しい。

流星母

楽しいんならええけど、
頑張り過ぎて
疲れんようにな。

流星

うん、大丈夫やで。
ママありがとう。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

翌朝、いつものように通学の為電車に乗る。もしかしたら、大ちゃんおるんかなぁってホームでキョロキョロしてみたけど、その姿はなくてちょっと残念。それから、学校の最寄り駅に着いて、コンビニに寄ってから学校へ向かってると後ろから「おはよう」と声を掛けられた。

流星

あっ、おはよう。

大吾

流星の電車
俺より早かったんや。

流星

そうやね。大ちゃんは
いつも同じ時間？

大吾

まぁ、多少は前後するけど
大体一緒。
28分のに乗ってる。

流星

そうなんや。

これで、僕が明日から28分の電車に乗ったらわざとらしいかなとか考える。昨日、初めて会ったはずやのに、僕と大ちゃんはなんか波長があって、もっともっと仲良くなりたいと思ってしまう。

大吾

なぁ、
流星が嫌じゃなかったら、
朝、一緒に学校来ん？
今朝、もしかしたら
流星おらんかなぁって
電車来るまで
キョロキョロしてたわ。

流星

僕も。
大ちゃん、おらんかなぁ
って探してしまった。

大吾

うふふ、一緒やん。
じゃあさ、
今日、帰り一緒に帰ろ。

流星

うん、いいよ。

大吾

やったぁ。

そんな話をしながら、学校までの道を歩いた。