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哀川 蒼藍(あいかわ そら)

………、(ガチャッ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

おはようございます…

高砂明夫

おはよう

新城杏太郎

蒼藍、ちょっといいって話(同時)

仙石薫

蒼藍、ちょっといいか?(同時)

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

えぇ....(困惑)

新城杏太郎

こっち、来てって話

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

は、はい、…

新城杏太郎

……

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

仙石薫

新城からでいいぞ

新城杏太郎

……、蒼藍はずっとこいつの後ろにいたのに、なんで血塗れだったって話

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

……

新城杏太郎

こいつの武器じゃ、あんなに傷跡にはならねぇって話

新城杏太郎

なにか隠してることあるんじゃない

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

………ッ、それは、言えません

新城杏太郎

なんで

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

言ったら、嫌われる、からです、

新城杏太郎

、!?

新城杏太郎

そんなこと気にしてたのか、?

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

( . .)"コク

新城杏太郎

俺は何があっても蒼藍を嫌いにはならないって話

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

………

仙石薫

蒼藍、藍羅って、誰だ

新城杏太郎

藍羅、?

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

藍羅は、……私の別人格です

仙石薫

別人格、?

新城杏太郎

どういうことだ

仙石薫

あの時、黒煉墟をやったのは俺じゃなく藍羅だ

新城杏太郎

、!

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

藍羅は、…私が血を流すと出てくる、戦闘狂です

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

…一定の量を上回ると出てきます

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

……藍羅と私は話が出来ません

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

だから、紙に文字を書いて会話しました

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

藍羅は、自分自身を、蒼藍が封じた狂気と書いていました

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

私は狂人であるが故に、その狂気を封じこんだ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

それがストレスとなり、藍羅が生まれたんだ、と

新城杏太郎

……てことは蒼藍は元々狂人ってこと?

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

はい、そうなります

仙石薫

なるほどな…

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

ですが、藍羅はこう書いていました

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

“もしかしたら、俺の方が本性かもしれない”

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

…私は、藍羅の狂気についていけなくなった感情達が合わさってできた人格なんじゃないか、と

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

私が別人格の可能性もあると書いたんです

仙石薫

でも、藍羅は男っぽかったぞ?

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

……藍羅はいじめられっ子だそうです

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

だから、きっと私が別人格で、藍羅が本性です

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

この体はきっと藍羅のものです

新城杏太郎

待って、話が読み込めないって話

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

私は、…15歳までの記憶がありません

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

だから、きっと、私、蒼藍が藍羅の別人格

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

私は、“偽物”ということです

仙石薫

……

新城杏太郎

……

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

ですが、藍羅は悪知恵が働く性格らしく、これが全て嘘の可能性もあります

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

唄海たちの前で1度、藍羅が出たことがあります

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

その時に唄海達が、藍羅は悪知恵が働くみたい、と、言ったんです

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

私は藍羅が出ているあいだの記憶がありません

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

だから、藍羅が何していたか分からない

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

……私は、誰なんでしょうか、

仙石薫

話が読み込めねぇ、…だが、悪知恵が働くなら、蒼藍が騙されてるだけじゃねぇか?

仙石薫

本性は蒼藍だろ

新城杏太郎

でも、15歳までの記憶が無いとなると、それまで藍羅が出ていたことになるって話

仙石薫

ガキの頃だし、制御出来なかったとかじゃねぇの?

新城杏太郎

……藍羅に聞くのが早いだろうけど、藍羅が嘘を言う可能性もないわけじゃない

新城杏太郎

難しいって話

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

すみません、……

新城杏太郎

蒼藍は悪くないって話

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

ぁ、LI〇Eきた、……

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

……

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

少しでかけます

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

タタタタタタタタタッ

新城杏太郎

ぁ、蒼藍、!

仙石薫

行っちまったか、……

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

どうしたの?慎太郎

香坂慎太郎

貴方、藍羅じゃないですよね?

香坂慎太郎

貴方今、血が出てますよ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

……ハハハハッ、蒼藍は気づいてなかったみたいだな

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

さっき俺と変わった時、外にいたわ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

だから、外の葉っぱとかで切ったんだろうな

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

最近、血が少し出るだけでもよく俺と変わるんだ

香坂慎太郎

そうですか

香坂慎太郎

蒼藍と変わってもいいですよ

香坂慎太郎

好きにしてくだい

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

久しぶりに話せるんだから話そうぜ

香坂慎太郎

その見た目で話されると違和感があります

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

仕方ねぇだろ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

俺は、蒼藍の体からでれねぇんだから

香坂慎太郎

そもそも貴方が、蒼藍と合体したからでしょう

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

女と合体してた方が色々都合がいいんだよ

香坂慎太郎

藍羅、貴方の本体はどこです?

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

海に沈めた

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

それに、蒼藍には嘘教えてっから、俺のこと気づかねぇ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

俺は、蒼藍の双子の兄だってのに、こいつは双子の兄の存在すら知らねぇ

香坂慎太郎

当たり前でしょう

香坂慎太郎

記憶喪失にさせているのですから

香坂慎太郎

15歳の時、記憶喪失にさせた

香坂慎太郎

そして眠らせている間に貴方は蒼藍と合体

香坂慎太郎

意味がわかりません

香坂慎太郎

そもそも、どうやって合体したんですか

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

知らねぇ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

俺たちは実験体だったんだから、成功するなんか思ってなかったんだとよ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

だから、やり方なんか知らねぇ

香坂慎太郎

蒼藍にはいつ教えるつもりですか

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

死ぬまで教えねぇ〜

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

香坂言うなよ?

香坂慎太郎

分かってますよ

香坂慎太郎

怯える蒼藍も見たいですが、

香坂慎太郎

あなたに完全に乗っ取られてしまっては困りますからね

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

わかってんじゃん

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

俺はいつでもこの体を乗っ取れるんだからな

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

じゃ、今日は蒼藍にもどるわ

香坂慎太郎

えぇ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

……ぁ、?

香坂慎太郎

起きましたか?

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

あれ……?慎太郎、?

香坂慎太郎

おはようございます

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

ぇ、ぁ、藍羅が、ッッ

香坂慎太郎

えぇ、でてましたよ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

ご、ごめッッ

香坂慎太郎

いえ、何もしてませんから、安心してください

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

で、でも、なんで、ッッ

香坂慎太郎

指、切れてますよ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

ぇ、ぁ、で、も、

香坂慎太郎

最近は少量でもでるようですよ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

ぇ……

香坂慎太郎

安心してください

香坂慎太郎

蒼藍には、私がついてますから

香坂慎太郎

ギュッ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

慎太郎、ッ、

香坂慎太郎

大丈夫です

香坂慎太郎

何があっても、私は味方です

香坂慎太郎

私は貴方からは離れませんよ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

う、ん、

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

ギュッ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

約束、だからね

香坂慎太郎

えぇ

香坂慎太郎

蒼藍は私が守ります

香坂慎太郎

(蒼藍は私だけのものです♡)

香坂慎太郎

(もう離しませんからね♡)

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

(藍羅が、また、ッッ)

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

(もう、制御不可能だ、ッ)

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

(怖いよ、ッ)

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

怖いよぉ、

香坂慎太郎

大丈夫です、私がついてますよ

香坂慎太郎

( ๑´•ω•)۶ヨシヨシ

哀川 蒼藍(あいかわ そら)

ギュ-

香坂慎太郎

(藍羅のこととなればしおらしくなって、本当に可愛い人だ♡♡)

みんなから溺愛されてます

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