村人達が俺を殺そうとしている中 ぺけから何か提案があるそう、
マサイ
ぺけ?提案って?
ぺけたん
さっきも言ったけど、抜け道を使って
城から逃げるのです
城から逃げるのです
マサイ
けど、ぺけは?
ぺけたん
俺が時間を稼ぐから....
マサイ
ダメ!!
初めて大声を出した
マサイ
それだとぺけが.....
ぺけたん
時間がありません!早く逃げやすい服に!
と、言って俺のドレスを脱がし代わりにぺけが着ていた服を着た
ぺけはさっきまで俺が着ていた服を着た
マサイ
ぺけ、似合うじゃん....
ぺけたん
そのようですね
俺の服を着たぺけはものすごく綺麗だった
マサイ
やっぱり、ぺけと俺は似てるね
ぺけたん
そうですね
マサイ
じゃあ!出よ!
ぺけたん
それは、出来ません
マサイ
どうして!?
ぺけたん
王子が居なくなればマサイが見つかってしまいます!
マサイ
けど、王子は俺だけだし!
ぺけたん
ここに居ますよ?
と、わざと俺に見せるようにぺけは1回転をした
マサイ
ぺけっ!まさか
ぺけたん
そろそろお別れです
マサイ
ぺけっ!嫌だよ!
ぺけたん
小さい頃の記憶を頼りに進んで!
マサイ
ダメだよ!ぺけを置いていけない!
ぺけたん
大丈夫だよ!俺はマサイと同じだから
その言葉にドキッとした
小さい頃の記憶が無いからなのか、思い出そうとしているのか
マサイ
ぺけっ....もっと一緒にいたいよ
マサイ
小さい頃の記憶話してよっ......!
ぎゅっ!
ぺけが俺を抱いた
ぺけたん
大丈夫、逃げれたらマサイに話すよ
ぺけたん
だって、俺達.....
そしてぺけは俺を抜け道の所に連れていき村人達がいる方へ行った
俺はぺけの事を信じ、抜け道を使って城から出た