りうら
ほとけ
初兎
ないこ
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悠佑
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
if
塾疲れた〜
そういやまだ祭りやってるかな
if
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あれは…
ランタンか
満月の光に沿ってランタンが流れていく
これ以上綺麗な光景は見ないだろう
花火はおわちゃったけど
まだランタンは流れてるみたい
if
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本当に綺麗な光景だ
プルルプルル(電話の効果音) (鞄の中から)
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if
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予想外だった
ないこから電話だった
今日はりうらといるんじゃ…
if
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通話
00:00
if
ないこ
ないこ
ないこ
if
電話を掛けてたら慌ててるないこが出た
山の方って
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ないこ
if
if
ないこ
ないこ
倒れた
ないこ
ないこ
if
ないこ
if
ないこ
if
if
if
if
if
ないこ
ないこ
if
お別れ?
じゃありうらはまさか…
まさかだけど……
if
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if
if
ないこ
ないこ
if
ないこ
通話
00:00
ないこ
ないこ
りうら
やっぱり…ダメか……
これはもうまろの言う通りにするのがいいかも
ないこ
ないこ
この山はあんまり高くないから
多分すぐ降りれるだろう
ないこ
ないこ
どっちにしろ早くしないと…
今日は余命あと1日
だからりうらが
りうらが
死ぬ可能性が高い
だから
ないこ
どんなに辛くても
苦しくても
ないこ
だからねりうら
どんなにこのあったかい手が触れなくても
何十年も経っても
ずっとりうらは俺の心の中にいるから
if
もう電話から30分以上経つ
大丈夫かな……
まさかすれ違ったとか?
それとも…ないこも辛くて
自殺…した?
いやまだ希望を無くしちゃダメだ
まだ…
if
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満月が綺麗だ
祭りの人は月にいる神が私達を照らしたのだろうと言ってた
けど俺はそう思えない
それなら神様は俺達を嫌っていたんだろう
だからりうらも倒れたんだろうな
ないこ
疲れた…
りうらが死んだらと言う恐怖心と歩きの疲れが俺を襲う
ないこ
満月が綺麗…とは思えない…
この月に神様が居てこれを決めてたなら
俺とりうらは嫌われていたのだろう
けど俺は知ってる
これは余命のせいだからしょうがない
けどね…
やっぱ嫌だった
ないこ
if
if
if
ないこ
ないこ
if
ないこ
if
ないこ
if
ないこ
ないこ
if
if
ないこ
if
ないこ
if
ないこ
悠佑
if
ないこ
悠佑
ないこ
if
今りうらはないこの膝で意識不明
それでもないこはその疲れは気にしてない気がする
ただなんか
見たことない落ち込みだった
本当に…何が…
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ないこ
ないこ
if
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ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
if
if
if
if
if
ないこ
ないこ
if
if
ないこ
if
if
ないこ
ないこ
ないこ
if
ないこが言った言葉が全く信じられなかった
ないこが別れたくない理由
それは思った夜も深かった
ないこ
ないこの涙がりうらの頬に当たる
まるでりうらも泣いてるように
if
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ないこ
if
if
if
ないこ
if
if
if
ないこ
if
if
ないこの立場やろ?
if
if
if
ないこ
りうらが助かるのは不可能
けどないこを闇から出すことは可能だが難しい
if
月の神様はやっぱ俺いや
俺達を嫌ってるんだろう
けど嫌われてるからこそ
新しい希望が見える気がする
そう思えば
一安心する…
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コメント
7件
初コメ失礼します。めちゃくちゃ感動しました(泣いた)いい作品ですね!続き待ってます!ありがとうございます!失礼しました
いい話~!