テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#さ、参加してくれるよね?(震)
れい
1,306
#スプラトゥーン
💜月影紫音💜
39
312
コメント
19件
斗亜さんは絶対悪くない! 過剰正当防衛かもしれないけど人を守るためだよ…? さすがにひどすぎる… 見てられないですよ… 嵐鴉さんもきっと理由があるんだろうけど… 見てるの辛いけど引き込まれるようなおもしろさのChroさんの作品大好きです! 長文すいません!
そうだよね、、斗亜さん、永乃さんを守るために……そこで嵐鴉さんとも出会って…… ん、?嵐鴉さん、、、嵐鴉さん、!?き、きっと琉鴉さんのために、、
嵐鴉さんッ⁉︎ やっぱり56された方が悪いやん!
前回に、「汚れすぎている」という話があるのですが
一回投稿して、消して、また投稿したので
もしかすると、開けなかった方がいるかもしれない…!?
今回、前回のネタバレをバリバリ含みますので
前回を見てない方は、前回を見てからこの話を読んでください!
それではどうぞ!
小学三年生の頃
その頃は、私はまだ喧嘩をしていなかった
まぁ、運動はよくしていたから怪我をすることはあったけど
喧嘩で怪我をすることはなかった
ある日、習い事の帰り道で
路地裏から悲鳴が聞こえた
路地裏なんて怖いところには行きたくなかったし
悲鳴ってことは、絶対に良いことは起こっていない
でも、その悲鳴が
どうしよもなく姉の声に似ていて
私は震えながら、でも着実に、路地裏に足を進めた
そこにいたのは、やっぱり姉だった
人の影に隠れてあまり見えなかったけど
確かに、その身体は震えていた
不良
不良
不良
下品な笑い声が聞こえる
姉を囲んで、数人の不良達が群がっていた
姉は何もしていないのに
子供だから舐められたのか
不良達に殴られ、蹴られ、ボロボロになっていた
斗亜(幼少期)
そう呟いた瞬間
視界がぐらりと傾いた
何かが切り替わったように
カチッ、と身体の中で音がした
次、視界が定まったときには
私の身体は、もう信じられない速度で動き出していた
永乃(幼少期)
そんな姉の規制の声も届かず
私は不良の頭を蹴り飛ばした
不良
不良
私は、特別運動が得意な訳じゃなかった
でもあのときは、自然と身体が動いていた
次々に全員に殴りかかり、蹴り
最後にまだ立っていたのは、リーダー格の男だけだった
不良
もう彼の戦意は喪失していたが
私の勢いが止まる訳もなく
私は不良が持っていたバットで、彼の頭を殴った
ゴンッ、と鈍い音がして、男がよろける
普通はこれで終わり
戦意は喪失しているし、意識も失いかけている
だが、私の目は冷えたままだった
こいつだけは。こいつだけは、許せない
姉をこんな風にされて、このまま生かせておけるものか
私は男に馬乗りになって、ただひたすらバッドで頭を殴っていた
血の匂い、肉がひじゃける音、姉の泣き声
そんな音すら、私の耳には入っていなかった
暫くした頃
誰かに、ぐいっと肩を掴まれ、強制的に引き剥がされた
警察官だった
警察官は渋い、引き攣った顔で私を拘束した
何度も何度もバットで殴り続けた男の顔は、原型を留めていなかった
だから、流石に警察官でも見たくない光景だったらしい
私は抵抗しなかった
ただぼーっと、警察官に連れられて行くだけ
パトカーに乗ろうとしたとき
姉が話しかけてきた
永乃(幼少期)
ぐしゃぐしゃの顔だった
殴られた跡、蹴られた跡、泣いた跡
姉だけはずっと、私が男を殴り続けるのを見ていた
私のことが、さぞ怖かっただろうに
それでも、姉は私に話しかけてきた
永乃(幼少期)
永乃(幼少期)
永乃(幼少期)
言葉が出ず、ただ私の名前を呼びながら泣いてるだけ
警察官は、私にパトカーに乗るよう促した
斗亜(幼少期)
永乃(幼少期)
永乃(幼少期)
斗亜(幼少期)
斗亜(幼少期)
永乃(幼少期)
永乃(幼少期)
姉はぽろぽろと泣き出してしまった
そんな様子を見ながら、私は何も言わずパトカーに乗り込んだ
私は少年院に入った
向こうの人に何でこんなことをしたのか聞かれても、「姉を守ったから」で貫いた
少年院でも、私はずっと一人でいた
誰かが話しかけてきても全部無視。鬱陶しかったら睨む
それを続けるうちに、私は孤立していった
でも、それで良かった
一人が良い、一人が落ち着く
一人で過ごしていくつもりだったのに
私と同じ部屋にいた男は、しつこく私に話しかけてきた
どれだけ冷たくしても、睨んでも、そいつは怯まず笑ってるだけ
その男の名前を
私は、少年院を出た後初めて知った
男の名前は
氷雪嵐鴉、だった