翌朝
れいが制服の裾を直していると
そうま
おはよ
そうまが、何の前触れもなく手首をぎゅっと掴んできた。
れい
んぇ、ちょ!!
そうま
今日手ぇ離さないから
れい
え昨日のこと引きずってる、?
そうま
うん、見せつけたい気分
そう言って、れいの腕をがっつり組んで 堂々と昇降口へ。
それはもう、見てるこっちが こっぱずかしくなるほど――超堂々。
周囲の声がザワつく。
周りの人達
え、あの2人ってやっぱ付き合ってるの?
周りの人達
しかもイチャつきすぎじゃね?
周りの人達
腕組んで登校…えぐいラブラブじゃん…
れいは赤面して、小声で言う。
れい
ちょ、ほんとに目立ってるって、
そうま
いいじゃんむしろ目立たせる
れい
、!/
れい
、ちょっと嬉しい
そうま
誰にも渡さねぇからずっと俺の隣にいろよ!(≧▽≦)







