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今日、向井さん出てないわ() 昨日投稿出来てなかったのはMステ見てたので() もしかしたらまた9時に投稿するかも() ♡よろ()
まさかのお母さん出てくるとはね( 神じゃん()
#8
どれほどの時間が経ったのだろうか。
数分あるいは数時間。
私はいつの間にか眠りついていた。
真っ暗になった画面の携帯に手を伸ばすと、
デジタル時計は20時を映していた。
まゆか
慌てて飛び起きると、視界がぐにゃりと歪む。
目頭を抑え少ししてから部屋を出る。
扉を開けると明かりが漏れていた。
歩み進めると少し焦げ臭い匂いがした。
まゆか
そこには、スーツ姿の母が台所で何かと格闘している。
まゆか母
まゆか母
ガリガリ、と何かを削っている仕草。
慌てて母の方へ行くと
真っ赤に染ってベチャベチャとした何かが、
お皿に盛られており、
フライパンには焦げた炒り卵が入っていた。
まゆか
と、聞くと母はにっこりと笑い
まゆか母
まゆか母
自信満々と言う母に苦笑いを向け
それを食卓へ運んだ。
まゆか母
まゆか母
いただきます、と口で呟き、ご飯を口へ運ぶ。
ねっちょりとしたお米に
ケチャプの酸味がなんとも言えない。
まゆか
まゆか母
まゆか母
まゆか母
まゆか
今日あったことを母に話すのが
我が家のルール
ご飯を食べ終わり少しすると
母はまたスーツを着直した。
まゆか
私の頭をぐしゃぐしゃに撫でる。
母は私を見てにっこりと笑い
まゆか母
まゆか母
まゆか母