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朝から私は調子が悪かった。
だけど
休まず学校へ行った。
珈憐
休んだとしても
学校に休むと云う連絡をしなくてはならない。
だけど
夕方頃に担任から電話が来る。
珈憐
学校に着いて、少し後悔した
なんで来てしまったんだろう、と。
前はこんなに疲れてはいなかった
前はどうして、なんで、
頑張っていたのか
何故、逃げなかったのか
分からない
珈憐
今の私は逃げている。
珈憐
体育の授業をサボっている自分。
珈憐
ある先生は
お前が心配だ、と
前のお前に戻ってほしい、と
私は泣きながら
珈憐
と、小さい声で呟いた。
私だって分からない
何を抱えているのか
何を思っているのか
確かに、話せば少しは楽になると思う。
だけど、思っている事が言えない。
珈憐
もう、遅い。
私が抱く気持ちは
私だけの秘密