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麗奈
壁にもたれる
チンピラ
チンピラがニヤけながら近づく でも私は逃げない
その瞬間一人目が倒れ、二人目が壁に叩きつけられる。
麗奈
残った1人が固まった、その背後
蘭
軽い声。 振り向くと、紫がかった髪の男が立っていた。
麗奈
私が名前を呼ぶと、彼は目を細める
蘭
視線が、足元に転がる男たちへ移る。
蘭
私を見てくる
蘭
麗奈
即答。 その瞬間、蘭が吹き出した。
蘭
近づいてきて、距離が一気に縮まる。
蘭
麗奈
即答
麗奈
一瞬、空気が止まる。 でも次の瞬間、彼は笑った。
蘭
そう言いながら、 あなたの顎に指をかける。
蘭
低い声。
蘭
……その言葉に、 胸が一瞬だけ、跳ねた。
麗奈
私はまた視線を逸らしてしまう
麗奈
蘭
蘭は楽しそうに笑う。
蘭
蘭
耳元で囁かれる。
蘭
──ぞくり、とする。
最悪だ。 なのに。 嫌じゃないと思ってしまった時点で、 もう遅い。
それから数日、 私の周りに"偶然”が増えた。
路地を曲がれば蘭がいて、気づけば竜胆もいて。
麗奈
そう言うと、 蘭は悪びれもせず笑った。
蘭
麗奈
即答。
蘭
蘭は私の前に立つ。
蘭
麗奈
.....図星だった。
蘭
その言葉に、 一瞬だけ呼吸が乱れる。
蘭
蘭は少しだけ、真面目な目をした。
蘭
蘭
その夜。 あなたは因縁の相手に囲まれた。
逃げ場はない。 数は不利。 それでも、構えた。 →その瞬間。
麗奈
引く、冷たい声
気づけば、 前に立っていたのは蘭だった。 その隣に竜胆。
麗奈
蘭
蘭は振り返らず言う。
蘭
一瞬で終わった喧嘩のあと、ここに静寂が戻る。 私は無傷だった。
麗奈
そう呟くと、 蘭はようやく振り返った。
蘭
近づいてきて、 私の額に軽く自分の額を当てる。
蘭
低い声。
蘭