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主
主
主
主
響
蒼桜
響
蒼桜
蒼桜
響
蒼桜
僕、蒼桜の 本当の名前の由来は…
助産師
母
父
助産師
母
父
父
助産師
僕が産まれたときは冬の寒空に満天の星が煌びやかに光っていた夜だった
ほら、皆も気付いたろ? 桜なんて咲いてるはずがないんだ
このとき、両親が名前の由来を誇らしげに語る姿を産声を上げながら聞き流すだけだった
両親は気味が悪いくらいに僕を可愛がった
何か行動すれば褒め、何か喋れば微笑んだ
ただ、両親の思い通り… と言うのかは分からないけど とにかく時に物凄く狂気に満ちた両親が現れるときがあった
母
ねぇ母さん
父
ねぇ父さん
父
母
僕、知らないよ
そんなこと、やったことない
ねぇ、母さん達は誰の話をしてるの?
薄々わかっていた
両親の言う”蒼桜”という人物は
僕じゃないと
1度だけ名前の由来を聞いたことがある
蒼桜
母
蒼桜
母
母
蒼桜
蒼桜
蒼桜
蒼桜
祖父母が両親と話をしているときに全て聞いた
母
父
祖父
祖母
蒼桜
誰も僕をみてくれないんだ…
僕は何者なんだ?
蒼桜
???
蒼桜
???
蒼桜
この後、彼も苦しみを抱えてると知る
そして…
今に至る
響
蒼桜
響
蒼桜
響
お花見
桜なんかより別の花がいい
これは言わないでおこうっと
END