主
最近、🔞のBL作って興奮気味の主です
主
意味分からないので気をつけてください(´>ω∂`)☆
主
それではどぞ!
主
あ、ちなみにちょいBLです
響
綺麗だな
蒼桜
ねっ!
響
そういえば蒼桜にも桜って字入ってるな
蒼桜
うん!
蒼桜
僕が産まれた日に桜が咲いてたから!
響
へぇ…
蒼桜
(なんて…嘘なんだけどね…)
僕、蒼桜の 本当の名前の由来は…
助産師
産まれましたよ!元気な男の子です!
母
あぁ…可愛いわね
父
そうだな
助産師
名前は決まってるんですか?
母
えぇ
父
蒼桜
父
です
助産師
へぇ!いい名前ですね!
僕が産まれたときは冬の寒空に満天の星が煌びやかに光っていた夜だった
ほら、皆も気付いたろ? 桜なんて咲いてるはずがないんだ
このとき、両親が名前の由来を誇らしげに語る姿を産声を上げながら聞き流すだけだった
両親は気味が悪いくらいに僕を可愛がった
何か行動すれば褒め、何か喋れば微笑んだ
ただ、両親の思い通り… と言うのかは分からないけど とにかく時に物凄く狂気に満ちた両親が現れるときがあった
母
蒼桜!どうしてこんな簡単なことが出来なく”なった”の?
ねぇ母さん
父
そうだぞ!前は特技”だった”だろ?
ねぇ父さん
父
なんで
母
どうして
僕、知らないよ
そんなこと、やったことない
ねぇ、母さん達は誰の話をしてるの?
薄々わかっていた
両親の言う”蒼桜”という人物は
僕じゃないと
1度だけ名前の由来を聞いたことがある
蒼桜
ねぇ母さん
母
んー?どうしたの?
蒼桜
なんで僕は蒼桜って名前なの?
母
あぁ、それはね…
母
貴方が桜が咲いてる朝に産まれたからよ
蒼桜
…そっ、か
蒼桜
(僕、知ってるよ…)
蒼桜
(僕は冬の夜、星の下で産まれたって…)
蒼桜
(それに…蒼桜って僕の亡くなった兄の名前なんでしょ?)
祖父母が両親と話をしているときに全て聞いた
母
だからあの子は蒼桜なの!
父
そうですよ!
祖父
違うだろ!蒼桜はもう死んだ!今いる子は蒼桜であって蒼桜じゃない!
祖母
そうよ!事故であの子を亡くして気が狂ってしまうのはわかるわ…けど今の蒼桜にそれを押し付けるのは違うでしょ?
蒼桜
ッ…
誰も僕をみてくれないんだ…
僕は何者なんだ?
蒼桜
(もう…このまま泡になって消えたい…)
???
おい、大丈夫か…?
蒼桜
え?ぼ、僕?
???
お前以外誰がいるんだよ
蒼桜
あ、うん…そうだね…
この後、彼も苦しみを抱えてると知る
そして…
今に至る
響
ま、嘘だって知ってるけど
蒼桜
ふふっ…優しいね…
響
どこが?
蒼桜
んー秘密!
響
なんだそれ笑
お花見
桜なんかより別の花がいい
これは言わないでおこうっと
END