二人してコンビニの袋を手に、 玄関に着く
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キッチンから戻ると、 リビングのソファに座って ゲーム機を用意しているgtさんがいた
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部屋内にゲーム音と二人の声が響く
時々話して 時々笑って たまに文句言ったりして
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もちろんgtさんと結ばれたいけど 叶わないのなら せめて、 せめてこの幸せな日常は続いてほしい
数時間後
いくつかのゲームを遊んで、 お菓子と飲み物もなくなってきた頃
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gt
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gt
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gtさんが帰ってから数時間後
カチッ
カチッ
ホーホケキョ
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いつもと変わらない日常 でも、いつもよりも少し楽しい日
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カチッ
視聴者
視聴者
視聴者
視聴者
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カチッ
なんとなく、 いくつかのコメントに目が止まる
視聴者?
視聴者?
視聴者?
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気にしているわけではなかった もとから、 そこまで気にするタイプでもない
ただ、少し、 ほんの少し気持ちが落ちただけ
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その日の夜
いつも、ふとこんなことを思う
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たしかに、生きていくためではある
ただ、それとは違う、 もっとそれ以上の理由が あった気がする
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チチチチチチチ
チュンチュン
朝八時頃
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今日はTOP4での撮影がある日
集合時間は16時だから まだ時間はたっぷりある
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〜本日の朝食〜 白米 卵焼き 焼き鮭 味噌汁
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ご飯を食べながら、テレビをつける
今の時間帯はニュースがほとんどだ
アナウンサー
アナウンサー
アナウンサー
映された遺書の内容 まずは両親、友人、視聴者の皆さんに 迷惑をかけたことをお詫びします。 僕は憧れだった実況者になって、 楽しい日々を送っていました。 それなりに登録者も増えて、 温かいコメントもいただきました。 でも、それと同時にアンチも増えて、 心無いコメントも届くように なりました。 僕は、実況者には 向いていなかったみたいです。 さようなら
最初はそのニュースもなんとなく 見ていただけだったが、 いつの間にか 食事する手も止まっていた。
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俺は、大丈夫
気にするタイプじゃないし
何より、増えたたくさんの視聴者達、 仲間友人達に迷惑がかかる
それだけは、だめだ
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