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余命一年と宣告された俺が、 余命半年の君と出会った話
新連載、スタート
この連載は、
『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』
森田 碧さんの小説を参考に作っています。
♡&コメよろしくお願いします!
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
コンコン
じゃぱぱ
じゃぱぱの妹
じゃぱぱの妹
じゃぱぱのお母さん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱのお母さん
じゃぱぱ
じゃぱぱのお母さん
じゃぱぱ
じゃぱぱのお母さん
じゃぱぱのお母さん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱの妹
じゃぱぱのお母さん
じゃぱぱのお母さん
じゃぱぱ
じゃぱぱの妹
じゃぱぱの妹
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱの妹
じゃぱぱのお母さん
じゃぱぱ
じゃぱぱの妹
じゃぱぱの妹
じゃぱぱのお母さん
じゃぱぱ
のあ
じゃぱぱ
エレベーターに向かう途中の通路で、ひとりの少女が前方から現れた
パジャマを着ているので、おそらく入院患者なのだろう
艶やかなピンク色の髪を揺らしながら、
彼女は姿勢良く歩いている
色白の肌に透き通るような瞳が印象的で、
俺は思わず目を奪われた
彼女の潤んだ瞳は、
どこか遠くを見据えているようでもあった
じゃぱぱ
のあ
目があった瞬間
一瞬の出来事だったのだが、
ゆっくりと時間が流れているようだった
とても不思議な感覚に襲われた
のあ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
のあ
のあ
じゃぱぱ
じゃぱぱの妹
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
のあ
のあ
彼女は眠たそうに
小さな欠伸をしていた
入院患者は年配の人たちばかりで、
俺と同じぐらいの歳の子がいるなんて知らなかった
彼女はどうして入院しているのだろう
何の絵を描いているんだろう
帰りの車の中で、
俺は名前も知らないあの少女のことを考えていた
どうしてかは自分でもわからない
衝撃的な出会いだったわけでもない
それから俺は、絵を描くたびに彼女のことを思い出すようになった
じゃぱぱ
山﨑先生
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
山﨑先生
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
頬杖をつき、もう一度外に視線を移す
桜に花びらが儚く散っていた
るな
じゃぱぱ
俺に小声で注意してきたのは、
右隣の席に座る幼馴染の清水るなだ。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ピラッ
一枚ページを戻すと、そこには授業の暇つぶしに描いた、るなの横顔がある
67点、と点数をつけたできの悪い絵だ
俺にはこれといった趣味はないけど、
昔から絵を描くことが好きだった
授業中に無心で絵を描いていると、
いつのまにか授業が終わる
俺の学習ノートは今やスケッチブックになっていた
山﨑先生
カーンコーンキーンコーン
わーー
るな
るなが心配そうな眼差しで俺に問いかける
じゃぱぱ
じゃぱぱ
るな
じゃぱぱ
るな
じゃぱぱ
るな
るな
るな
じゃぱぱ
じゃぱぱ
るな
るなはなにか言いたそうに口を開きかけたが、
俺はかまわず教室を出た
るなはバスケ部で、俺は美術部に所属している
ここ数ヶ月は、ずっと部活に出ていなかった
ゆあん
ゆあん
教室を出たところで、
今度は違うクラスの赤崎ゆあんに声をかけられ、
再び足を止めた
ゆあんも幼馴染で
俺とるなとゆあんは小、中、高と同じ学校だ
ゆあんとはさらに昔、保育園の頃からの親友だ
短髪で爽やかな赤メッシュのゆあんは
なんの特徴もない俺とは違い、
女子からの人気が高い
おまけにサッカー部のエースである
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあんもまだなにか言いたそうにしていたけど、
俺はゆあんに背を向けて歩き出した
俺の悩みは重すぎる
人に相談して解決できるものなら、
とっくに相談している
誰かに話したところで、どうにかなる問題でもない
きっと憐れみの目を向けられるだけだろう
だから、たとえ親友だろうと誰だろうと
話すつもりはなかった
バス停でバスを待つ
じゃぱぱ
空を見上げると、雲ひとつない青空が広がってた
けれぢ、これっぽっちも気持ちよくならなかった
じゃぱぱ
モブ1
モブ2
モブ3
じゃぱぱ
バス停には続々と同じ学校の生徒たちが集まってきて騒がしくなる
アホみたいに笑う彼らを見て、
無性に腹が立ってきた
モブ1
じゃぱぱ
その言葉に、俺は反応してしまう
振り向くと、三年生の先輩たちがふざけてじゃれ合っていた
『タヒね』なんて言葉、軽々しく口にするな、
と言ってやりたかったけど言葉を飲みこんだ
かと言う俺も、昔はよく『タヒね』という言葉を軽々しく使っていたのだ
友達と喧嘩をしたときや、
ゲームで敵を倒す時にも頻繁に使っていた気がする
その言葉が、巡り巡って俺に跳ね返ってきたのかもしれない
じゃぱぱ
バスが到着すると、静かな1番前の席に腰掛けた
後ろの席は決まって三年生の先輩が座るので騒がしい
だから俺はいつも空いていたら運転席のすぐ後ろに座る
じゃぱぱ
今日もぼんやりと窓の外を眺めた
いつもと変わらない景色が流れていく
次、止まります
バスが止まってから席をお立ちください
じゃぱぱ
じゃぱぱ
シヴァ
毎日のようにバスに乗るので、
いつの間にか運転士と仲が良くなった
バスを降り、そこから十分ほど歩くと
見慣れた自宅が見えてくる
また今日もあっという間に一日が過ぎていく
俺に残された時間は、
あとどのくらいあるのだろうか
近々タヒが確定しているのにその日がわからない
それがもどかしい
ー余命一年。高校を卒業できるかわからない
今から約二ヶ月前、高校一年の冬、
俺は医者にそう告げられた
“絶望”
その二文字が俺の頭の中を駆け巡った
思い起こせば、俺は昔からなにかと運の悪い人間だった
というより、不運な方の当たりをよく引いていた
今までは別にタヒぬわけじゃないから、まあいいか、と軽く受け流してきた
しかし、今回はそういうわけにはいかない
俺はまたしても、不運な当たりを引いてしまったのだ
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