TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

冬華昨夜 フユカ サクヤ

前のストーリーで

冬華昨夜 フユカ サクヤ

私の過去書いて欲しい方

冬華昨夜 フユカ サクヤ

が、多かったので

冬華昨夜 フユカ サクヤ

今回は私の過去辺らしい

冬華りこ

ち、ちなみに主さん居ません

冬華昨夜 フユカ サクヤ

どうせしょうもない理由でしょ

冬華 紗綾 フユカ サアヤ

だよねぇ~(笑)

赤木萌花 アカキモエ

なんか、宿題終わらない~

赤木萌花 アカキモエ

っていいながら、ストーリー書いてたよ(笑)

冬華昨夜 フユカ サクヤ

ばかだ

冬華りこ

そうだね

冬華昨夜 フユカ サクヤ

まっ

冬華昨夜 フユカ サクヤ

どうぞ

間違えた

私の過去辺じゃなくて

冬華達の過去辺です

あの日だ

私達家族が"壊れた"

あの日

あの子はどうしてるのかな

家は燃え

ヒーローは助けたくても

助けられなかった

適材適所

だからなに?

今この瞬間

大切な一つの命が

失われてるのに

適材適所

私はこの言葉が

この言葉が

大っ嫌いだ……

懐かしい夢をみた

あんなことになったあの日の夢だ

たまにこの夢を見る

その度うなされ

起きたら泣いている

紗綾もりこも

お姉様とお兄様も

この日のことは話してくれない

そりゃそうだよね

私にとっての

もう一人の

お姉様

が、居なくなった……

違うな

連れ去られたんだから

悲しい

悔しい

自分が惨めに思えてくる

時々こんな夢を見る

???

貴女は今幸せ?

この夢の中の私は

あの頃の私だ

なんでもすぐに答える

バカな私

冬華昨夜 フユカ サクヤ

幸せだよ

???

そう

???

よかった

???

でもね

???

私は

???

あーせーで

なんて言ってるのかわらかない

冬華昨夜 フユカ サクヤ

???

こんなことに……ボソ

???

あんたさえ居なければ……ボソ

???

あんたさえ居なければ!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

ビック

冬華昨夜 フユカ サクヤ

え……?

冬華昨夜 フユカ サクヤ

私……?

???

そうよ

???

あんたのせいで

???

私の人生壊れちゃったの

冬華昨夜 フユカ サクヤ

わ、私なにも……

???

!なにもしていない?

???

そんなこと言わないで

???

あんたが、軽々

???

冬華家に伝わる

???

大切なことを話したから

???

あんたのせいで!

???

あんたさえ居なければよかったのに……

この夢は

誰が言ってるんだろう

小さい私はよく考えもしなかった

だって

まさかね

私の

連れ去られたお姉様

だとはおもわないでしょ?

声も顔もよく覚えていない

思い出そうとすると

頭が痛くなる

まるで

私にあの日のことを

思い出させないように

嗚呼

どうしてこんなにも

私は

無力なんだろう

あの日から

私は

感情を表に

出さないようにした

そうしたら

感情がなにか

わからなくなった

その日から

皆私のことを

冷たい子

と、言うようになった

お父様、お母様

私はどうしたらいいの?

正解がわからない

皆こう言うの

冬華 紗綾 フユカ サアヤ

お姉様?

冬華りこ

お姉様……っ

冬華紗理奈 フユカサリナ

さ、昨夜……

冬華蒼也フユカソウヤ

……っ

赤木萌花 アカキモエ

昨夜

大丈夫?

私は

大丈夫?と言われる度

冬華昨夜 フユカ サクヤ

うん……だ、大丈夫

と、ぎこちなく答える

あの日から

私えのいじめが始まった

慰めてくれるのは

この二人

唯一の理解者

天真

昨夜のせいじゃないよ

悪魔

昨夜……

悪魔

主は気にせんでいいのじゃ

冬華昨夜 フユカ サクヤ

ありがとう(^^)

この二人前でだけ

作り笑顔ではない

本当の

笑顔

を見せた

二人の修行はきつかった

だけど

あんなことにならないように

死ぬ気で自分自身を鍛えた

なのに

皆こう言うの

努力しないで羨ましい

どうしてあんたばっかり

私だって努力してるのに……

努力してないのに……

どうして

私達、僕達よりも

優れた物を持ってるの

どうしてそんなことを

人の気持ちも考えずに

言うのだろう

私は

こんなにも

努力しているのに

見ていないから?

だからなに?

見てないからなんなの

見ていなかったら

なんでもしていいの?

わかんない

この世界の仕組みが

わからない

あの日のことについて

詳しく話すね

あの日

あの日はとても天気が良かった

冬華昨夜 フユカ サクヤ

お姉様ー?

冬華 紗綾 フユカ サアヤ

お姉様ーー!

冬華りこ

どこに行ったんだろ?

冬華昨夜 フユカ サクヤ

そうだね

あの日私達姉妹は

もう一人のお姉様

早苗お姉様を探していた

その日は早苗お姉様だけ

たまたまお休みだった

上二人のお兄様、お姉様は

学校だった

この頃の私達は9歳ぐらい

小学校は休み

早苗お姉様とかくれんぼをして

いたんだ

冬華昨夜 フユカ サクヤ

見つからないね

冬華りこ

そうだね

冬華 紗綾 フユカ サアヤ

どこに行ったんだろう

冬華昨夜 フユカ サクヤ

お庭じゃない?

冬華 紗綾 フユカ サアヤ

行ってみよー!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

うん

冬華りこ

わ、待って下さいぃ~!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

ふたてに別れて探そう!

冬華 紗綾 フユカ サアヤ

うん

冬華昨夜 フユカ サクヤ

私は一人で行くね!

冬華りこ

わかった!

冬華 紗綾 フユカ サアヤ

行こ!

冬華 紗綾 フユカ サアヤ

りこー!

冬華りこ

う、うん!

あの後だ

あの人に出会ったのは

冬華昨夜 フユカ サクヤ

どこだろー

冬華昨夜 フユカ サクヤ

あ!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

人影!

人影が見えたから近付いてみた

あの選択が間違っていたのだろう

???

ガシッ

冬華昨夜 フユカ サクヤ

冬華昨夜 フユカ サクヤ

離して下さい

???

あ、すまないね

???

スッー

冬華昨夜 フユカ サクヤ

どうしたのですか?

???

君はここの子供かな

冬華昨夜 フユカ サクヤ

うん!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

今お姉様と妹達とかくれんぼしてるの!

???

そうか

???

君はこんなことを知ってるかい?

冬華昨夜 フユカ サクヤ

?どんなこと?

???

冬華家に伝わるとあることだよ

冬華昨夜 フユカ サクヤ

冬華昨夜 フユカ サクヤ

私それ知ってる!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

お母様とお父様がおしえてくれた!

???

私にも教えてくれるかな?

冬華昨夜 フユカ サクヤ

……いいよ!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

あのね!

嗚呼

どうしてこんなことを

軽々と話してしまったのだろう

知られてはいけない

冬華家の大切な秘密

それはね

冬華昨夜 フユカ サクヤ

私は今9歳なの!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

でね!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

お母様とお父様は私が中学生になったら

冬華昨夜 フユカ サクヤ

使えるようになるって!

???

なにが使えるようになるのかな?

冬華昨夜 フユカ サクヤ

秘密だよ!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

約束ね!

???

嗚呼

???

約束だ

冬華昨夜 フユカ サクヤ

私達冬華家は13歳になると

冬華昨夜 フユカ サクヤ

個性が強化されるの

冬華昨夜 フユカ サクヤ

でもね、それには条件があってー!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

13歳になるまでの一年間に

冬華昨夜 フユカ サクヤ

ずっと光があんまり当たらない所にいないと

冬華昨夜 フユカ サクヤ

いけないの!

???

なんでかわかるかな?

冬華昨夜 フユカ サクヤ

うん!分かるよ!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

一年間光があまり当たらない所にいないと

冬華昨夜 フユカ サクヤ

個性が増えすぎて

冬華昨夜 フユカ サクヤ

死んでしまうかもしれないんだって!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

でもね!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

過去には

冬華昨夜 フユカ サクヤ

個性が増えても死なない子供が居たんだって!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

今私のお姉様がやってる所なの!

???

光に当たってはいけないのに

???

なぜかくれんぼを?

冬華昨夜 フユカ サクヤ

私の個性だよ!

???

なるほど

???

ありがとう

???

教えてくれてニヤ

冬華昨夜 フユカ サクヤ

?うん!

冬華昨夜 フユカ サクヤ

ばいばい(^^)

???

嗚呼ばいばい

???

またすぐに会うと思うけどねボソ

本当にバカだ

どうしてこんなにも

バカなのだろう

その日の夜だった

4人で食事をとっていた

私、紗綾、りこ、早苗の4人だ

お姉様とお兄様は寮暮し

お父様とお母様はお仕事

だからかな

この日を狙ったのだろう

ビィランが襲ってきた

しかも

私が冬華家に伝わる秘密を

話した人だった

名前は

オールフォーワン

あいつだ

早苗お姉様はあいつが来た

としか言わなかった

あいつが個性を使った

ここら一帯火の海だ

私達はなんとか逃げれたが

お姉様だけ捕まってしまった……

りこも紗綾も怪我をしていた

その後に

お父様とお母様、お姉様、お兄様

皆来てくれた

私はずっと泣いてた

あんなことになったあの日

私は思い出したくもない

きっと皆も同じことを考えてる

最近はあの夢も見なくなった

いつか

私に感情を教えてくれるかな

感情がわからなくなっても

あんまり不便じゃなかった

作り笑い

これをしたら良いのだから

でもね

もう疲れたの

最近考える

あの時連れ去られたのが

お姉様じゃなくて

私だったら

なんてね

どうしてお姉様を連れ去ったのかは

わかるけど

わかりたくもない

心にモヤがかかってる

このモヤをいつか

はらせたらいいな

私達の過去を聞いてくれてありがとう

そろそろかな

ばいばい

本当の笑顔を見せられる時まで

あの頃の私は心の隅に置いておく

もう

あんなことにならないように

大好きな人が

居なくならないようにするために

冬華昨夜 フユカ サクヤ

今日はありがとう

みっちゃん

頑張ったのです

みっちゃん

2日かけて書いた

みっちゃん

次回は体育祭後編だよ!

みっちゃん

ばいばい

冬華昨夜 フユカ サクヤ

ばいばい

次回♡200

冷たいあの子に光を上げた雄英生

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

696

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚