/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
朱音
はぁ、学校行きたくないなぁ
朱音
（私は栗原朱音、学校で3人のクラスメートにイジメられている）
朱音
お母さん、学校休みたい
朱音の母
はぁ！？
朱音の母
だめに決まってるでしょ
朱音の母
昨日も休んだじゃないの！
朱音
ごめん
朱音
そうだよね
朱音の母
分かればいいのよ
朱音の母
さぁ
朱音の母
学校行きなさい
朱音
う、うん
朱音
（お母さんに言っても駄目だったから、私は仕方なく、学校に行くことにした）
朱音
（だけど本当は凄い行きたくない）
朱音
（どうすればいいの）
ガタンゴトン
次は、○○です
朱音
（え、もうついちゃった）
朱音
（嫌だ、学校に行きたくないよ）
朱音
（うぅ、これからどんな酷いことされるのかなぁ）
紗綾
あ、お前昨日休んだだろ！
真奈美
そうよ！おかげで昨日虐める相手がいなかったんだからね！？
朱音
う、ご、ごめん
由希
気持ち悪
由希
その声聞くだけで嫌になる
紗綾
本当そう
紗綾
あ、ロッカーにあった教科書、やぶって捨てておいたからww
真奈美
紗綾やるぅww
朱音
え、
朱音がごみ箱をあさる
朱音
嫌、今日授業どうしよう
由希
あははwww
真奈美
可哀想になってきたww
紗綾
まぁ、これくらいしないとww
朱音
うぅ
朱音
（私は出そうになる涙をこらえて、教室をとびだした）
朱音
廊下にでたけど、なにもすることがないなぁ
朱音
（それにしても、教科書をやぶって捨てるなんて、おかしいよ）
朱音
（なにも言い返せないけど、ムカつくなぁ）
スマホを取り出す朱音
朱音
ポチポチポチと
朱音
（私はおかしくなって、「嫌いなやつを殺す方法」と調べていた）
朱音
あたし、なに調べてんの？
朱音
いや、ちょっと見てみよう
朱音
嫌いなやつを殺すには、このアプリがいいですよって？
朱音
ちょっと入れてみよう
朱音
（私は内心おかしいと思いつつも、入れてみた）
朱音
（「今日はなにが起こるかな？」ってアプリだけど、変なの）
アプリ
このアプリを入れてくれて、ありがとう！
朱音
（なにこれ）
アプリ
さぁ、誰にどんな出来事があってほしい？
朱音
（え？なにこれ）
アプリ
ここに入力してね！？
朱音
（変だけど、一応やってみよう）
朱音
（でも、誰からにしようかな？うーん、じゃあ由希からで）
朱音
（大村由希が、食べ物を食べられないくらい貧乏になってほしい）
朱音
（これでいいかな？）
アプリ
分かりました！
アプリ
大村由希さんが、貧乏になってほしいのですね？
朱音
（う、うん）
アプリ
分かりました！
朱音
（変なの）
朱音
（まぁ、信じてないけど）
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
