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ー流星sideー
顔を見た時、目が合った時、時間が止まった。 思ってたのと、全然違ったから。もっと怖い顔してるのかと 思ったら、めっちゃ童顔で優しそうな顔やったから。
それに、なんか、何かを感じたから。でも、会ったことはない人。 この人は、3日前初めて会った人なのに...
感情がほとんどないこの人にも、性欲はあるんやなって、 抱きしめられた時思った。このまま、襲われて、好きに使われて 終わるって思ってたのに、この人は、大ちゃんは 抱きしめるだけやった。だいちゃんが何をしてるのか 理解ができなかった。
流星
大吾
流星
え?この人アホやろ。俺置いて行く気?拘束なんかされてないし 勝手にこっから出れるんやけど。見張りもされてなかったら、 勝手に出てくけど。
大吾
流星
大吾
流星
大吾
そう言うと、大ちゃんは僕の手を引っ張って ガムテープで机と固定させた。
大吾
流星
大吾
流星
別に、出てく気なんて更々ないけど。こっから出たら、 誰かに見つかるかもやし。
真っ黒な服装をした大ちゃんは、ため息をついて出ていった。
流星
このアザに、同情してくれんの?ホンマは感情あるんかな。 顔に出ないだけで。痛くないようにガムテープ。 もっときつくしないとゆるゆるやでこれ。 腕にもアザがあるの気にして...?
流星
そう独り言を呟いて、苦笑いした。 まぁ、最終的に殺してくれればなんでもいい。
ただ、なるべく早く殺して欲しい。このままやと、 死にたくなくなる気がする。大ちゃんが、優しいから。 人の優しさに触れたのが初めてで、痛いことをされない日を 迎えるなんて思ってもなかった。 この生活に慣れる前に、大ちゃんと離れたくないって思う日が 来ないうちに、幸せという感情を知る前に、殺して欲しい。
流星
眠くなってきた...