壇一雄
俺の予想は当たっていた。
芥川龍之介
壇一雄
…森さんなら必ずやると思っていた事だ…
壇一雄
壇一雄
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
壇一雄
俺は暫く考えたが…やがて口を開いた。
壇一雄
そう溜め息まじりに小さく呟き、戦闘態勢に成った。
壇一雄
俺が云うとほぼ同時に、芥川龍之介の黒外套を変異させた異能__羅生門が襲いかかってきた。
無数の羅生門が襲いかかってくる中、俺はたんたんと羅生門を回避した。
それとほぼ同時に_俺の携帯から"女性の声が聞こえた"
?
__すると、突然紫色の光に包まれ刀を持った夜叉が現れた。
夜叉は現れると同時に俺に刀を振り下ろした、それと同時に芥川龍之介の羅生門も襲いかかってきた__
壇一雄
俺がそう唱えると、フッと羅生門と刀を持った夜叉が水色の光に包まれ消えた。
芥川龍之介
芥川龍之介が俺を睨み付ける。
壇一雄
俺の異能力__「リツ子・その死」は、"触れた者の異能を操れる"。
操る…というのは、触れた者の異能をコピーしたり消したり…その他に色々と出来る。
だからさっき、あらかじめ治の異能をコピーしておいた物を発動し、羅生門と夜叉を無効化させた。 (語彙力無くてス"ミ"マ"セ"ン"ッ"ッ"ッ"ッ")
他者の能力を操れるなんて異能…最強そのものだ。だが、その分反動が大きい。
壇一雄
誰も居ない筈の場所へ向けて話しかけた。
……すると、着物姿の少女が現れた。
濃い青髪の、目に光を宿していない少女だった。
壇一雄
泉鏡花
壇一雄
…最近はこんな幼い子まで暗殺者にしてるのか…
森さんも酷いことするなぁ…
壇一雄
「異能は治の異能コピーして無効化しといたから、もう使えないだろ?」と付け足し、にこりと笑った。
……芥川龍之介の殺気と視線が痛い。
芥川龍之介
芥川龍之介
壇一雄
「俺もう戦うの嫌なんだけど…」と呟く。
芥川龍之介
芥川龍之介
壇一雄
芥川龍之介
…俺には、芥川龍之介の云っている「大変お怒りの中也」の姿が想像出来た。
壇一雄
そうヤケクソに成り叫び、俺は芥川龍之介と泉鏡花に背を向け、家へ帰る道を歩きだした。
芥川龍之介
芥川龍之介が、さっきの殺気の混じりの言葉とはまた違う雰囲気で、俺に問いかけた。
壇一雄
芥川龍之介のほうを振り向いた。
芥川龍之介
壇一雄
芥川龍之介
壇一雄
壇一雄
壇一雄
…一瞬、沈黙が落ちた。
その沈黙を破ったのは芥川龍之介だった。
芥川龍之介
一言、そう一言呟き、芥川龍之介は泉鏡花を連れ帰っていった。
壇一雄
…暫く間を置き振り返り、再び家へと帰る道を歩みだした。
壇一雄
壇一雄
突然、口から溢れだす紅い血。
異能力の反動だ。
壇一雄
少しの不安を残した。
コメント
4件
あれ…BL要素………
携帯から聞こえた女性の声(??)▷ひぐっちゃん という感じですっっっっっっ!!!!!!!!半寝しながら書いたので文章可笑しいです寝て来ます