坂戸 麗奈
カーテンの隙間から射し込む
朝日で目が覚める
眩しい光に目を細めながら
ぼうっとしている頭を
左右にふり目を覚まそうとした
母
まだ寝癖のついている頭をかきながら
眠そうな母が部屋に入ってくる
坂戸 麗奈
母
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
眠くて頭が回らない
母
母
坂戸 麗奈
母
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
母
坂戸 麗奈
母
坂戸 麗奈
適当に返事をしながら
私は階段をドタドタと降りた
8時40分
佐藤 桜
篠崎 美優
私を待ち合わせ場所で待っていたのは
美優と桜
最近は仲良くしてもらっている
私は2人に憧れを抱いている
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
私は顔の前で手を合わせ
精一杯の謝罪をした
佐藤 桜
篠崎 美優
坂戸 麗奈
佐藤 桜
坂戸 麗奈
図書館
篠崎 美優
佐藤 桜
坂戸 麗奈
佐藤 桜
篠崎 美優
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
佐藤 桜
…………
私は図書館内を見て回った
坂戸 麗奈
だが、目当ての本がなかなか見つからない
そして周りを見渡していると
1つの扉があることに気がついた
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
ガチャ…
私は大きな音を立てないように
極力ゆっくりと静かに開いた
坂戸 麗奈
私は思わず背筋を伸ばした
だって中には男の人がいたから
???
その男の人はゆっくりとこちらに振り向き
顔をふにゃっと緩め笑顔を作った
その顔には何か不思議な魅力があった
今までに見たことないような
「余裕」
のある表情
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
私は慌てて返事を返した
男の人はまた優しい笑顔を見せると
「こっちへおいで」
と言わんばかりに手招きをした
その手は白くて一見華奢に見えるけど
きちんと男の人のゴツゴツした手だった
坂戸 麗奈
私は男の人の隣へ座った
???
そう言ってこちらを振り向く男の人
遠くからでは分からなかったが
とても整った顔立ちだった
少し癖のある茶色い髪
目は綺麗な二重幅が特徴的なタレ目
滑り台状の高い鼻に
つるんとした唇
どこをとっても美男子そのものだった
坂戸 麗奈
顔に見とれて返事が遅れる始末だ
???
男の人は私の言葉を復唱した
坂戸 麗奈
???
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
???
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
???
坂戸 麗奈
???
???
清水 星
そう言って手を差し出した
坂戸 麗奈
私は手を握り返した
だが、握っている手がやけに冷たい
坂戸 麗奈
清水 星
清水 星
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
私は鞄の中から新品のカイロを取り出し
星くんに手渡した
清水 星
星くんは嬉しそうに顔を緩め
両手でカイロを受け取った
坂戸 麗奈
1つ1つの仕草から行儀がいい事が伺える
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
坂戸 麗奈
清水 星
坂戸 麗奈
清水 星
星くんは力の入ってないような
弱々しい仕草でヒラヒラと手を振った
…………
篠崎 美優
佐藤 桜
坂戸 麗奈
篠崎 美優
佐藤 桜
私達は話し合いの結果
時間も時間ということでファミレスに行くことに
ファミレスにつくと人がごった返していた
坂戸 麗奈
私は案内された席へ移動し
椅子に倒れ込むように座った
すると少し年季の入った椅子は
ギィィ…と苦しそうに音を立てた
坂戸 麗奈
佐藤 桜
篠崎 美優
篠崎 美優
坂戸 麗奈
篠崎 美優
篠崎 美優
そうこう話している間に
店員さんがお水を運んできてくれた
篠崎 美優
美優はそれを一気に飲み干し
「ぷはぁ~」と声を漏らした
コップを机に置くとその衝撃で
氷通しがぶつかりカランと音を立てた
佐藤 桜
坂戸 麗奈
佐藤 桜
坂戸 麗奈
篠崎 美優
美優がメニュー表を開きながら質問をする
坂戸 麗奈
篠崎 美優
佐藤 桜
坂戸 麗奈
篠崎 美優
坂戸 麗奈
篠崎 美優
篠崎 美優
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