さつき
明らかに動揺するさつき。
武志
さつき
あの子は、迷ってたみたいだし
武志
さつき
って言ってたから・・・」
武志
ピアノの先生・・・・・
美里さんはピアノの先生を・・・・
なんか・・・思い出しそうな・・・・
さつき
武志
あの日?あの日って、あいつとわたしがキスした日?
あなたが美里の部屋から出てこなかった日?
忘れようとしてるのに!!
さつき
どういうこと?
武志
え~っと(頑張って思い出してください!名字だけでも構いませんから!!
)
そ、そこまで詳しく覚えていただいてるなんて・・・・。
さつき
武志
さつき
武志
さつき
武志
お見舞いに来てくれていたのに?お礼も言えてない・・・・
さつき
武志
なぜだか泣き出してしまったさつきにどうしていいかわからない武志さんだった。
そして俺はというと・・・あの二人とは対照的に、
美里
櫻井翔
美里
櫻井翔
美里
櫻井翔
美里
櫻井翔
美里ちゃんと、今までにない楽しい時間を過ごしていたりしたんだ。
これ、本当。
櫻井翔
俺はあるパンフレットを見せながら・・・
美里
櫻井翔
美里
櫻井翔
美里
櫻井翔
声もいいし・・・あっ、それは関係ないか(笑)ピアノの才能あるし・・・・全然大丈夫だと思うけど・・・・
美里
櫻井翔
美里
櫻井翔
美里
ほら、またその顔をする・・・・
櫻井翔
それいってくれた人ってもしかして・・・・・
美里
櫻井翔
美里
櫻井翔
美里
そう言って俺たちは笑い合っていた。
そしてその頃・・・・
さつき
武志
さつき
けれど、結局二人で行くことになり・・・・・
🎶🎼🎵🎶🎵🎵🎵🎶
ピアノの音と、笑い声が聞こえる。
美里
櫻井翔
さつき
二人は見つめ合い、笑っている。
まるで、恋人同士・・・。
そう!ふたりは恋人同士になったんだ。
さつき
思わず漏らした声・・・
武志
櫻井翔
ポロン🎵と、奏でると
美里
それに答える美里・・・・
ガチャリ
ドアが開く音がした。
二人で振り向くと・・・・
櫻井翔
美里
武志
さつき
現れたのは、さつきと武志君。
櫻井翔
なんでこんなときに二人揃ってくるかな。
武志
さつきさんが、コンクールの楽譜を取りに行くって言うから、ついてきたんだ。君たちは?なんだか楽しそうだったけど・・・お邪魔だった?
はい、おじゃまです。
というのは、言えないから・・・
櫻井翔
美里
嵐の櫻井翔君だからみんな気に入っちゃって。翔くんすごいよ!ピアノだけじゃなくて、作曲の才能あるんだから
櫻井翔
武志
美里
さっき、決めました
なぜそこで敬語?
やっぱりさっきの・・・
さつき
美里
さつき
美里
さつき
また、喧嘩しそうな雰囲気になったから、俺は
櫻井翔
武志
櫻井翔
美里
なぜか困った顔をする美里ちゃん。
櫻井翔
美里
なぜか赤くなる美里ちゃん。
えっ?な、なんで?
櫻井翔
武志
それをじっと見る武志くん・・・。
武志
櫻井翔
そこで名前をいってみる・・・・
何か言われるかと思いきや・・・
さつき
武志
そう言って振り向いてくれた武志君と、振り向かずに行ってしまうさつき。
櫻井翔
と呟く俺と・・・
美里
黙っている美里ちゃん。
そして、ドアを閉めたあとのふたりは・・・・
武志
武志君がそう呟くと、
さつき
なぜだかそれから黙りこむさつきだった。
そして、
美里
櫻井翔
美里
本気だよ?
櫻井翔
二人が出ていったあと、俺と美里ちゃんが交わした会話と・・・
武志
武志君が何かを言おうとしたのを、
さつき
武志
遮るようにキスをしてその先を言わせないようにしたさつき・・・。
さつき
思いが届かないのなら・・・このままで・・・・・