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橘靖竜
縁
ライオンの下に現れた見慣れない顔。
アンダープリズンの関係者は多く、全ての顔を覚えているわけではないが、なんとなく見たことがあるとか、そんな感じで分かる顔は分かる。
少なくとも、全く知らないという顔はなかった。
中嶋
縁
楠木
楠木
楠木
楠木
楠木
縁
縁
中嶋
楠木
中嶋
中嶋
縁
中嶋
中嶋
中嶋
中嶋
黒電話――今はどこを探してもないだろう。
ダイヤルを回して電話番号を入力するタイプで、当然ながら発信履歴も受信履歴も残らない。
詳しいことは分からないが、アナログ回線だから、盗聴されたりもしないのだろうか。
中嶋
中嶋
楠木
中嶋
縁と中嶋の言葉が、次の瞬間綺麗にハモった。
縁
中嶋
意見が見事に一致したことに、中嶋は笑みを浮かべた。
中嶋
中嶋
中嶋の案内で刑務官の詰め所に向かう。
刑務官はアンダープリズンで人の出入りも管理しているがゆえに、詰め所も出入り口のそばにあった。
中に入るのはこれが初めて。
詰め所の中も、当然のように暗かった。
中嶋
中に入ると、手探りで黒電話を探す中嶋。
楠木はおもむろにライフルを構えた。
縁
楠木
楠木
楠木
そんな会話を交わしている間に、中嶋は黒電話を見つけたようだ。
中嶋
中嶋はそう言いながらダイヤルを回しているようだ。
今時、他人の携帯番号を暗記している人間がいることに驚く。
中嶋
中嶋
中嶋
解放軍に占拠されたアンダープリズンから、倉科へのSOSが発信された。
コメント
1件
第26話、拝読しました。今回はアンダープリズンの“職員総入れ替え”システムが明かされて、解放軍が内部に詳しかった理由に納得がいきましたね。地上勤務と地下勤務の合間に情報が流れる——なるほど、組織の構造そのものが伏線になっていたのかと。中嶋さんが倉科警部の携帯番号を暗記しているのも、彼女のプロ意識を感じさせる良いディテールでした。黒電話のアナログ回線という選択も、この閉鎖空間ならではのリアリティがあって好きです。