朝目が覚めると私の頬が可笑しい事に気がつく
上がった口角が下がらないまんまだ
百花
興奮が止まらない
だって
百花
百花
百花
...
百花
大事な事を聞き忘れていた
付き合ってって言われてない
しかもその告白から1週間以上は経っている
そもそも夢かもしれない
何もかも信じれなくなる私
百花
英くんに会いたくてたまらない今日この頃
百花
小腹がすいたので何か作ることにした
自炊なんて私には当たり前な事だ
百花
百花
百花
百花
両親が旅立ってから約1ヶ月は過ぎている
外国へ行っても普段となんも変わりない
でも、英くんの言った言葉が 心の中にまだ残っている
”言葉の意味には裏がある”
私の両親は2人とも子供の接しに不器用だと思う
私でも理解している
でも理解してあげれなかった
私の感情をぶつけすぎて、 両親の本音を直に聞けなかった
私の事をどう思ってるのか聞きたかった
私は心に決めた
百花
”クリスマス”
結構な日付があるが、 心の整理をする為クリスマスに行く事を決めた
クリスマスは私達家族が過ごした1番の思い出である
それと、母と父の結婚記念日である
時間が経ち夜になった
夕方に英くんからメールが届いた
「部活が8時に終わるから 前の公園で待ってて」
今日会いに来てくれるんだ
嬉しい
こんなにも待ち時間が幸せなんて知らなかった
百花
そう呟くと背後から声が聞こえた
国見 英
百花
久しぶりに声を聞いた
国見 英
百花
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
夜で辺りは暗かったけど 英くんの頬が真っ赤なのがすぐ分かった
可愛い
百花
百花
国見 英
百花
私は熱い視線を送った
”付き合って”
その言葉を私は待っている
国見 英
国見 英
百花
ほんとに分からないの
棒読みだし絶対分かってるはずなのに
英くんは笑いながら私の方を見た
国見 英
国見 英
国見 英
良かった、ちゃんとわかってくれてた
幸せ
私英くんになら私の全部あげてもいい
それくらい貴方の事が大好き
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
百花
国見 英
国見 英
百花
百花
百花
百花
国見 英
百花
国見 英
百花
百花
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
百花
百花
百花
百花
その時彼が私を抱き締めてくれた
国見 英
国見 英
百花
甘すぎるよ英くん
もっと好きになっちゃう
百花
国見 英
国見 英
百花
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
今日の英くんはなんだか
わんちゃんみたいだ
可愛く感じる
こんな言葉を掛けてくれるなんて この先生きてけるかな
この後はなんやかんやあり 英くんが私を家まで送り届けてくれた
それから数週間後が経った
今日は英くんと夏祭りデート!!
のはずが
佐々木 佳奈
百花
佳奈”達”と行く事になったのだ
達と言っても、佳奈と金田一くんが ついて来るだけだけど
2人は中々いい感じになったものの 2人で祭りに行くのは恥ずかしいと言う事で 私達と一緒に祭りに行く事になった
2人で行きたかったたというのが 本音だけど切り替えて楽しもう
百花
佐々木 佳奈
金田一 勇太郎
佐々木 佳奈
相変わらず佳奈はわかりやすい もちろん金田一くんも
英くんは
国見 英
金田一くんの後ろにいて分からなかった
百花
今日の英くん国宝級にかっこいい
服のセンスも良すぎて成仏してしまいそうになる
百花
私は英くんに聞こえる声で話す
国見 英
英くんは照れくさそうにそっぽ向いた
百花
百花
国見 英
百花
国見 英
百花
国見 英
金田一 勇太郎
金田一 勇太郎
金田一 勇太郎
百花
佐々木 佳奈
結局夏祭りに来たものの いつもとする事が変わらない
もっと恋人らしいこと
英くんとステップを踏みたいのに
百花
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
金田一 勇太郎
金田一 勇太郎
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
百花
私顔に出てたかな
やらかした
百花
百花
国見 英
百花
急に英くんが私の腕を引っ張った
何かしちゃったかな
私と一緒が嫌なのかな
国見 英
百花
国見 英
百花
英くん気分悪くさせちゃったかな
迷惑しか今日かけてない
百花
情けない
百花
またこういう男か
顔が可愛いから、そんなのいい事ないよ
毎回毎回もううんざり
百花
きもちわるい
はやくきて、英くん
国見 英
国見 英
百花
国見 英
国見 英
国見 英
百花
い、いけめんゼリフだ
うれしい
国見 英
そう言って男は去っていった
言いたい放題だな
百花
百花
国見 英
国見 英
百花
国見 英
百花
英くんが手に持っていたのは絆創膏だった
国見 英
周りを心配しすぎて 自分が怪我したこと気づいてなかった
英くんよく見てるな
百花
百花
百花
国見 英
国見 英
英君は両腕を広げた
抱きしめてくれるんだ
体あったかい
ずっとこのままがいい
百花
国見 英
百花
百花
自分では言いたくなかったが気になる
国見 英
百花
国見 英
国見 英
国見 英
百花
国見 英
国見 英
国見 英
百花
百花
百花
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
ああ
触れたい
君にもっと触れたい
百花
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
咄嗟に口から出てた
でも本当の事だ
もっと君に触れたいから
唇と唇が重なった
綿飴の味がまだ残っている
甘すぎる
でも
このくらいが私には丁度いい
唇を離した瞬間花火が打ち上げられた
本当に最高な夏だった
こんなに英くんが近くにいて触れて
この日常が私にとって
どれだけ私の心の支えになったか
ほんとに英くんには感謝しなきゃ
百花
国見 英
百花
百花
百花
百花
国見 英
国見 英
百花
また来年も来れますように
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コメント
10件
私は彼氏も居ないのに💔
見てたら顔がにやけて来るぐらい神過ぎます!💗