???
Halo、Halo!
???
僕が誰か?知らないねぇ…まぁ、君達がよく知ってる金髪の子だよ(アイコンの髪は白になってるけど、白髪のウイッグつけてると思ってね!)
???
……さて、ちょっとした挨拶は終わった事だし…名探偵君に変わろうかな。
???
アディオス!
???
……仮面、買い変えようかな…。
善一
今日は、善一です。
善一
な〜んか、変な気配はしましたが、気にせず進めていきます。
善一
……ええ、皆様が思っていらっしゃる通り、ご存じ宗教マリオネットの後編でございます。
少し長くなると思いますので、ご了承下さい。
少し長くなると思いますので、ご了承下さい。
善一
では、本編どうぞ。
善一
……もう一つの教会、かな?
来夢音
…じゃあ、New selfは何を祀ってるの?
善一
さぁね……二人の神を…いや、神ではなく人?いや違う…だとしても、二人いる事になる…。
来夢音
………………。
善一
……来夢音君、少し柱の影に隠れてくれるかな?
来夢音
?……いいよ!
善一
…………。
神父
……おや?貴方はそこで何をしていらっしゃるのですか?
来夢音
……見つかってるけど(小声)
善一
これでいいんだ。
さっき足音が聞こえたから此処に来るのは分かってた。それに捕まるのは……好都合だ(小声)
さっき足音が聞こえたから此処に来るのは分かってた。それに捕まるのは……好都合だ(小声)
来夢音
…変なの(小声)
善一
……いやぁ……気になって入ってみたら、此処までの来てしまいまして…。
神父
…此処の営業時間はとっくに過ぎていらっしゃいますが?
善一
………………。
神父
ところで、其方の坊やは何故隠れているのです?
善一
え?いや、その…こ、この子人見知りでして……ハハハ…。
神父
人見知り?その割には私の目線から隠れる様ですが…。
善一
えっと…。
神父
まぁ、良いです。
貴方とその坊やがこの神聖なる教会に土足で、そして不法侵入という法律を破ってまで此処にいらしたのは事実です。
貴方とその坊やがこの神聖なる教会に土足で、そして不法侵入という法律を破ってまで此処にいらしたのは事実です。
善一
……う…。
神父
……じっくり、お話しを聞かせてくれませんか?
善一
……………。
来夢音
……馬鹿(小声)
善一
ごめんよ…。
嘘をつくのは苦手なんだ…(小声)
嘘をつくのは苦手なんだ…(小声)
神父
……つまり、xxxという人を返してくれ、と言うわけですな?
善一
……はい。
来夢音
僕の友達もだよ!
神父
…生憎ですがー
神父
そのお二人は家へ帰る事をお望みではありません。
来夢音
……は?
善一
……来夢音君、怒らず落ち着いて。
…二人が帰宅を望まないというのは本当ですか?
…二人が帰宅を望まないというのは本当ですか?
神父
ええ。
どうやら此処が気に入った様でしたので。
どうやら此処が気に入った様でしたので。
善一
…気に入った?
神父
はい。貴方方もきっとー
神父
気に入ると思いますよ?
来夢音
気に入るわけないでしょ、さっさと返してよ!
善一
……神父さん…。
おそらく、最後にお聞きします…。
おそらく、最後にお聞きします…。
神父
なんでしょう?
善一
…何故、通気口から煙が出ているのでしょうか?
神父
…次に目覚めた時に分かりますよ。
神父
おやすみなさい。
善一
……っ…………ああ、なるほど…。
善一
睡眠か…しかもクロロホルム…。
来夢音
あの神父…!
善一
…そう怒らない。
今は脱出口を探すよ。
今は脱出口を探すよ。
来夢音
………………。
善一
……さて…鉄格子は切れそうにないし…扉も開きそうにない…下水道から行くって手もあるけど…まず蓋が開かないな…。
来夢音
………………。
善一
…来夢音君?
来夢音
……………。
善一
…大丈夫か?
来夢音
…遠く。
善一
遠く?
来夢音
誰かいる。
善一
…何処に?ごめんだけど、視力どれくらい?
来夢音
結構良いよ。後、夜目も強い。
善一
……凄いね。
じゃあ、聞くけど何人いる?
じゃあ、聞くけど何人いる?
来夢音
……5人以上。
全員焦点が合ってない。
なんか……変。
全員焦点が合ってない。
なんか……変。
善一
……焦点が合ってない?
他には?
他には?
来夢音
身体を掻きむしったりしてる。
善一
……痒いのか…?
来夢音
多分だけど、違う。
どう見ても…何か幻覚を見てる。
どう見ても…何か幻覚を見てる。
善一
……覚醒剤か!
それは、覚醒剤精神病の奇生虫妄想だ!
それは、覚醒剤精神病の奇生虫妄想だ!
来夢音
…ふぅん…。
善一
…けど……なんで覚醒剤なんだ…?
来夢音
分からないよ、それは竃門さんが解くんでしょ☆
善一
……そうだね。
善一
とりあえず、あの人達をどうにかしないと…。
来夢音
麻薬でも勝てないくらいの恐怖とかは?
善一
…それ、どういう事?
まぁ、でも…もっと楽にいこうか。
まぁ、でも…もっと楽にいこうか。
来夢音
?
善一
…この牢、一つ欠点があるんだ。
それは…鉄格子の一つが欠けている事。
此処の信者は皆、太っているから通れないけど、僕達は通れるよ。
それは…鉄格子の一つが欠けている事。
此処の信者は皆、太っているから通れないけど、僕達は通れるよ。
来夢音
……単純。
善一
あはは、そうだね。
まぁ……彼等をマインドコントロールしている神父は単純じゃないよ。
まぁ……彼等をマインドコントロールしている神父は単純じゃないよ。
来夢音
マインドコントロールしている神父?
善一
うん。さっき覚醒剤って言ったよね。覚醒剤では人を洗脳する事も可能なんだ。
来夢音
…でも、証拠は…?
善一
…庭に麻薬畑があった、じゃダメかな?
来夢音
…………。
善一
まだ納得出来ない?
来夢音
いや…普通そこまで見てるって思わなかった。
善一
……じゃあ、行こうか。
こんな馬鹿げた宗教を作った奴の所に。
こんな馬鹿げた宗教を作った奴の所に。
来夢音
…その前に、ラリってる信者の大群。
善一
……命も惜しみなく挑むと…もはや、洗脳というよりマリオネットだな…。
来夢音
動かした通りに信者が動く…。
……怖いね♪
……怖いね♪
善一
なんでそう嬉しそうなのか理解出来ないよ。
……まぁ、俺が言えた事じゃないが。
……まぁ、俺が言えた事じゃないが。
善一
……来夢音君、ちょっと止まって。
来夢音
?……なに?
善一
……誰か歩いてくる。
神父
………………。
善一
……あー…神父さん…さっきぶりです。
神父
ええ、そうですね。
善一
……貴方は、教祖じゃないんですね。
神父
……何故そう思うのですか?
善一
……信者をあれ程盾にした教祖が此処で無防備にしているわけないじゃないですか。
神父
…やはり、鋭いですね。
でも、私は無防備ではありませんよ?
でも、私は無防備ではありませんよ?
善一
……すみませんが、通して下さい。
神父
……正直に言っておきますね。
お通しする事は出来ません。
しかし…教祖の事はお教え出来ますよ。
お通しする事は出来ません。
しかし…教祖の事はお教え出来ますよ。
善一
……教祖?
神父
ええ…。
教祖は勿論私ではありません。
それと同時に此処にはいません。
教祖は勿論私ではありません。
それと同時に此処にはいません。
善一
……どういう事ですか。
神父
先程、貴方がおっしゃったではありませんか。
”信者をあれ程盾にした教祖“と。
貴方がこの宗教を壊滅させ、自分が捕まる可能性があるのに貴方に近い場所にいるわけないでしょう?
”信者をあれ程盾にした教祖“と。
貴方がこの宗教を壊滅させ、自分が捕まる可能性があるのに貴方に近い場所にいるわけないでしょう?
神父
あの教祖は私の知らない所で、この教会という舞台を見ていますよ。
そこの監視カメラでね。
そこの監視カメラでね。
善一
……貴方も、マリオネットですね。
神父
ええ。
結局……私も操られていたんですよ。
結局……私も操られていたんですよ。
善一
……利用されていると分かっているマリオネットと、利用されている事を知らぬマリオネット……どっちも可哀想ですね。
神父
……どっちにも、なりたくはなかったですけれど……ね。
来夢音
………マリオネットでも、反論すれば良かったのに。
神父
……はい?
来夢音
……だって、利用されていると分かっているマリオネットでしょ?
自我があるなら、変える事だって出来たじゃん。
自我があるなら、変える事だって出来たじゃん。
神父
……………。
善一
……やっと見つけましたよ、教祖さん。
教祖
………………。
来夢音
……眠い…。
善一
……ここでは寝ないでね。
後で家に送ってあげるから。
後で家に送ってあげるから。
来夢音
……うん…。
善一
……さて、貴方が創り上げた貴方という神は崩れ去りました。
……全てお話ししましょうか?
……全てお話ししましょうか?
教祖
………………。
善一
……まず、貴方はNew self教を開いた。その宗教は新しい自分を見つけるという宗教だが、裏をかえせば覚醒剤を使用し、洗脳して一定の人間を崇めるだけの宗教だ。
善一
その洗脳された人間は二度と自我は戻らず、覚醒剤使用後の快感から永遠と教会に居座る事となった。
それが俺達が探している人がいなくなった原因だった。
それが俺達が探している人がいなくなった原因だった。
教祖
……アンタのデタラメじゃないのか?
善一
デタラメ?おや……では何故あの教会には隠す様に大麻畑があるのでしょうか?
教祖
………………。
善一
……もうあの教会へは戻れませんよ。
既に警察が手配していますからね。
既に警察が手配していますからね。
教祖
………………。
善一
……一つお聞きします。
貴方は何故、大麻という物にまで手を出しました?
貴方は何故、大麻という物にまで手を出しました?
教祖
……この地域の宗教は、特定の神を崇めるものだろう?その中に神を崇めない宗教なんて……そうそう信者は増えない。
俺は金欲しさにそれに手を伸ばした。信者から金を巻き上げる為だけにな。
俺は金欲しさにそれに手を伸ばした。信者から金を巻き上げる為だけにな。
善一
そうですか…。
教祖
けどな、俺だって神を崇めてきたんだ。だったらさ……本当に神になれるんじゃないかって思うだよ、名探偵さん。
来夢音
……何言ってるの?
善一
……死ぬ気ですか?
教祖
ああ。
生まれ変わったら俺は神になるんだ!これだけ神を崇めたんだから!
生まれ変わったら俺は神になるんだ!これだけ神を崇めたんだから!
善一
……覚醒剤は自分にも投与していたか(小声)
教祖
さようなら、名探偵さん!
新たな神の登場だ!
新たな神の登場だ!
来夢音
ちょっ……教祖さん!
善一
………………。
来夢音
……竃門さん!なんで止めなかったの!?
善一
……来夢音君、人間ってのは……
善一
神にも、悪魔にもなれるね。
来夢音
…?
善一
……人を助ければ”神“に。
……人を殺せば”悪魔“に。
……人を殺せば”悪魔“に。
善一
ただ、あの人は本当の”神“になろうとした。
善一
……でもね、彼の行為は悪く言ってー
善一
”キチガイ“当然なんだよ。
善一
……終了だ。
善一
次から心の怪盗になるぞ。
善一
じゃあ、アディオス。