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モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
男
同僚
男
同僚
同僚
男
男
同僚
同僚
同僚
男
同僚
同僚
男
男
扉の音が静かに響く
広い家にただ1人でいるのが なんだか虚しく
帰るのが憂鬱になる
スーツ脱いでハンガーにかけて それから夕食つくって食べて
やることを頭で整理して
この時間に食ったら夜食か
なんて頭の中でツッコんで
1人という現実にまた 気分が沈む
やっぱ今日も何もせず寝ようかなんて
考えながらリビングの扉を開ける
男
広い家
前の家から持ってきたソファー
木目が洒落てるフローリング
窓辺に畳まれた服
飽き性のために置かれた 机の上の調味料
引っ越してきた時に撮った写真
これだけはいつも綺麗にしてた
いつものリビングだ
男
男
きっと疲れが出たんだろう
眠い目を擦って寝室へ
寝巻きに着替えて直ぐに 俺は眠りについた
土曜日
繁盛期を乗り越えて久しぶりの 休日だ
ストーカー被害みたいなのにも 遭っていて
心身ともに疲れていたので 癒しを求めて自宅周辺を歩く
男
ちょっとした休息を求めて 行き慣れた路地へと入った
当たりを見回しながら 歩みを進める
既にルンルン気分な足取りは ひとつの店で途端に止まる
男
目の前にあるのは小さいパン屋
この店には見覚えがある
男
記憶を頼りに角を曲がり 小さな看板を遠目に見つける
男
男
目指すは隠れ家的な喫茶店
今日はあそこでお茶でもするか
数年前の記憶に浸りながら…
ゾクッ
冷気が背中を撫でた
いきなりなんだと 反射的に振り返る
男
男
瞬間、胸が熱くなる
脳は瞬時に働き、痛みを連れてくる
グリッとひねられて あまりの痛さに顔を歪める
刃を抜かれ 支えがなくて崩れる体
女
1歩、近づいて こちらをうっとりと眺めてくる
女
女
口角を吊り上げて ケタケタと笑う女
女
女
指先の感覚が無くなってきた時に ひとつの走馬灯が流れた
男
女
とか言って明日には二日酔いに 悩まされる姿が俺には分かる
珍しく帰宅が早まったため 2人で晩酌を楽しむ
女
男
女
酔ってんな
酒に弱いこいつは アルコールが回るとデレるようだ
男
女
拗ねた顔をしながらも渡した水を チビチビと飲み出す
限度を守るぐらいの意識はあるのか
女
男
女
男
女
男
女
ケラケラと笑いながら コップに入った水を煽る
女
女
男
女
少し真剣な目で言うので つい受け流す
照れた訳じゃないが ノリで口から出たのだ
男
そういやこんな会話をしたっけ
ちょっと重いのを忘れていた
今はすっかり変わっているが
そんな口約束を覚えていたのだろうか
男
薄れゆく意識の中
呟いた言葉は届いたか定かではない
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪
モンシロ楪