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夜___
貴方は 夜が 好きですか …? それとも 苦手 ですか …? 私は 1か月前までは 苦手でした 。 知らない 誰かが 居そうで 怖かった 。 けれど 今は 違う 。
今は 1年間 、 365日 どの季節よりも どんなに楽しい 時間よりも 大好きに なった 。 自分も 1ヶ月前までは こんなにも 夜が 好きになるとは 思っていなかった 。 そう 。 1ヶ月前までは ___
今は 夜の 11時 。 もう 辺りは 静まり返って 私の家の ベランダを 美しく 照らす月も 眩しいほど 綺麗に 輝いている 。 私は ベランダに出て いつもの様に 貴方に会えるのを待つの 。 愛おしい 貴方に 会えるのを 。
YOU
私が 1人で ベランダの柵に もたれかかって そう呟くと 私の声を待っていたかの 様に うっすらと 貴方が見えてくる 。 そして 私の方を向いて 貴方は 言うの 。
tehyon
いつもの様に ___ 少し 照れくさそうにして 笑いながら言う 貴方に 私は 言う 。
YOU
tehyon
tehyon
そう言いながら 嬉しそうに 笑う貴方 。 貴方が笑うと 私も つられて笑ってしまう 。 私が笑うと 貴方も つられて笑ってしまう 。 そんな 光景が 愛おしくて つい 見とれてしまうの 。
tehyon
YOU
tehyon
そう言って 心配そうに 私の顔を覗き込む 貴方の顔は いつ見ても 美しくて 吸い込まれそうなほど 綺麗な目をしている 。
YOU
tehyon
YOU
tehyon
YOU
tehyon
そう言いながら 私の ほっぺたを つまもうとする 貴方 。 けれど その手は 私に触れる直前で 触れなくなってしまう 。 だって 貴方は “ 幽霊 ” だから 。
tehyon
そう言って 悔しくて 悲しそうな顔を する貴方 。 私だって 触れられるなら触れたいよ … 。 もう一度 貴方と 手を繋ぎたいよ … 。 もう一度 貴方に 抱きしめられたいよ … 。 何で … ? 何でこんな事に なったしまったの … ??
YOU
tehyon
そう言うと 同時に 貴方の 頬に透き通るほど 綺麗な 一筋の 涙が 伝う 。
私は どうする事も出来ないのが 悔しい 。 ただ 見つめる事しか出来ない 私は 本当に 自分でも 憎い程に 悔しい 。
YOU
tehyon
そう言いながら 私の方を向いて 大粒の 涙が流れる 貴方は 私の顔を 見つめる 。
YOU
YOU
YOU
tehyon
YOU
tehyon
YOU
何で こんなにも 近くに居るのに 貴方に 触れられないんだろう … 。 何で 神様は こんなにも 残酷な事を するんですか … ?? 私達2人は 絶対に 出会っては いけない 運命だったの … ?? だから こんなにも 酷い事が起こるの … ??
何で … 。 何でよ … 。 考えれば 考えるほど 分からなくて 。 頭の中がぐちゃぐちゃに なってしまって 。 もう 自分でも 何が知りたいのか 。 何で こんな事になったのか 。 分からなくなってしまうの …
私達が 望んでいる事はなに …?? 私達が したい事は なに …??
生きる事 …? 2人で また 暮らす事 …? 貴方を もう一度 抱きしめる事 …? それとも … 。
“ 私も 貴方の方に 行く事 …? ”
一体 私は いつになったら この答えが 分かるのだろうか 。 もう 貴方は 分かったの …?? それとも まだ 分かってないの …??
とにかく 今の私には この答えしかないの 。
“ この時間が ずっと ずっと 続いて欲しい … ”
この答えしか 分からないの 。