私の世界を色付けたのは、あなたでした。

※一次創作です。

賑やかなお祭りの中、私は優斗くんを探している

やっちゃった！どうしよう。待ち合わせ場所は北門だったのに.......

ここに来るまではお母さんに送ってもらったけど...........

北門まで結構距離あるし.......杖持って歩いてたら絶対誰かとぶつかっちゃう、

浮かれてるからこんなことになるんだよ。もう.........

その言葉だけで、気持ちがとっても楽になったの________

口ではそう言っても自覚はあるので、語尾は段々と小さくなっていった

心臓がうるさい、私手汗かいてかいかな？大丈夫かな？

私ばっかり子供みたい、くやしい、

むっとして優斗くんの腕に抱き着く

お祭りの熱気よりも私たちの心臓が、繋がれている手の方が熱い

そして、顔を真っ赤にさせたままりんご飴を買いに行った

いまだに冷めない熱を抱えたまま屋台まで向かった道は、一瞬にも永遠にも感じた

りんご飴の屋台のおじさんには「青春だなぁ」と言われてしまった

きっと絶対顔が赤いままだから

その言葉に余計真っ赤になったけど、そのりんご飴は今までで一番美味しかった

ぱりぱりしてる飴は甘くって、中のりんごは少し酸っぱくって。

照れ隠しにかぶり付いたりんご飴の味を、私は一生忘れないだろう

私と彼の初めての夏は、りんごのような赤色でした。

end

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軽い人物紹介 ○桜：白い髪に桃色の瞳の高校生。ハーフだったりする。おっとりしてるけど、ちょっと幼い所も。モテる。 ○優斗：黒髪黒目の純日本人。イケメンな言動が多い(桜限定で照れる)。話し方が優しい子。モテる。

この２人は(もしかしたら)すれ違うかもですけど、基本的に末永く爆発する予定です💓

是非是非、うちのゆうさくを推して下さいませ。

では👋