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蓮
松浦
藤井
俺に言うてるみたいやけど なんのことやろ?
松浦
蓮
蓮
藤井
島崎
康二
蓮
康二
蓮くんはいつも 俺について来てくれようとするけど
だめなんよそれじゃ、
俺は蓮くんを巻き込みたないねん
仲良くしてくれるから 優しくしてくれるからこそ
このまま対等でいたい
戻ってくると蓮くんはいなかった
島崎
ドカッ
康二
ほんま蓮くんおらんくてよかった
こんなとこ見られたない
島崎
藤井
松浦
ドカッ
康二
ドカッ
康二
藤井
島崎
康二
連れてこられたのは別棟の空き教室
松浦
島崎
康二
目が覚めると両手が前で縛られていた
試しに扉を開けようとするが開かない
俺はまた閉じ込められたらしい
この棟ほぼは使われてないから もしかしたら、
いや、多分誰も来ない
康二
康二
俺もあほやな
こうなるってなんとなくわかってて ついて来てしまう
反抗して誰か他の人がこうなるのが怖い
違うな…俺が傷つくんが怖いんや
きっと俺はいつまでも こうやって耐えるしか出来へんのや
体育座りをしてその場に倒れ込む
自分が傷つく方がいいなんて
そんなことを思っておきながら それでも願ってしまう
康二
藤井
松浦
島崎
松浦
島崎
藤井
蓮
蓮
藤井
藤井
あれからしばらくして また眠ってしまっていたらしい
オレンジ色に染まり始めた外を眺める
ふと窓が開くことに気がついた
窓を開けると 生暖かい風が強く吹き込んだ
ここから飛び出せば 俺も自由になるんかな
ここは3階 もしかしたら助かるかもしれない
俺は窓枠に手と足をかける
"助かりますように"
?
康二
襟を掴まれ後ろに引っ張られた
ドスッ
俺は音を立てながら 尻もちをついた
蓮
康二
この状況…
もしかして自殺やと思われてる??
ちゃうねん、俺ここから出ようと思って…
蓮
康二
蓮
康二
蓮
蓮
康二
俺が自殺しようとしたわけやないの わかってるみたいや…
蓮
康二
立とうとして手をつくと痛みが走った
康二
蓮
康二
案の定、 擦りむいたような傷が出来ていた
蓮
康二
蓮
康二
蓮
康二
蓮
康二
蓮
康二
蓮くんは ピンセットで器用に木の破片を抜いた
康二
蓮
康二
蓮
そう言って俺の頭を撫でた
蓮
康二
蓮くんはゆっくり丁寧に消毒していく
康二
蓮
康二
康二
蓮
康二
蓮
蓮
蓮
蓮
康二
消毒が終わると 絆創膏をつけた。
康二
蓮
教室に戻る道中 あることを思い出し、脳が脈打った
康二
蓮
康二
蓮
康二
康二
康二
蓮
蓮
康二
康二
蓮
康二
蓮
蓮
康二
康二
康二
蓮