TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

*今回も夏雨 切梛sideです。

では引き続き本編をお楽しみ下さい。

あたし達は武器倉庫を調べ終えてキッチンへ向かった。

千賀 棚谷

凶器は包丁じゃない気がする…

日野出 結

何故そう思う?

千賀 棚谷

貫通していたから

夏雨 切梛

か、貫通?

あたしは確認するべく刃物入れを調べた。

夏雨 切梛

本当ね。
包丁は全部揃ってるわ。

日野出 結

じゃあ、凶器は何だったんだろうか…

千賀 棚谷

恐らくこれだろ…

棚谷が一番端の引き出しを指差す。 私は息を飲んでそれを恐る恐る見る。

夏雨 切梛

…アイスピック?!
そ、それこれ…血が付いてる

日野出 結

秋風の血だろうな…

千賀 棚谷

他に怪我してる奴はいないからそう考えて差し支えないだろうな。

夏雨 切梛

…うっ。
樹玖代ちゃんの…

千賀 棚谷

無理するなと言っただろ?
取り敢えずこれは証拠になる。
切梛はいいからジップロックと手袋を探してくれ。

夏雨 切梛

わっ分かったわ。

日野出 結

…どうした?

夏雨 切梛

…これって。
いや、何でもないわ。

ジップロックが入った箱を開けた形跡がある。 誰が使ったのかしら…?

もしかして…

夏雨 切梛

その凶器を早くジップロックに閉まってランドリースペースへ戻るわよ。

千賀 棚谷

どうした?

夏雨 切梛

確かめたい事があるの。

日野出 結

分かった。
夏雨は先に行ってるといい。
この凶器を回収するだけなら2人で充分だろう。

千賀 棚谷

俺もそれで構わない。
切梛、先に行ってろ。

夏雨 切梛

わ、分かったわ。

僕達がランドリースペースで秋風さんの死体を調査していると夏雨さんが慌てた様子で戻ってきた。

夕影 琥珀

どうしたんですか?
夏雨さん、それに2人は。

月夜 水稀

切梛さん?

夏雨 切梛

た、確かめたい事が…あるの。
ちょっと樹玖代ちゃんを見せて欲しいの。

春凪 瀬良

はい?

紗雪 狭

おめぇ何か見つけたか?

夏雨 切梛

ええ、重要な物を掴めるかもしれないの。

夕影 琥珀

本当ですか…って夏雨さん?!

夏雨さんは洗濯機で濡れた秋風さんの服を探り、ポケットに手を入れた。 手袋はちゃんと付けているらしい。

夏雨 切梛

やっぱり、あった。

月夜 水稀

それって…

紗雪 狭

本か?

春凪 瀬良

何故それが分かったんですか?

夕影 琥珀

確かに…何故夏雨さんは…

夏雨 切梛

あたしね、見つけちゃったの。
キッチンであの二人には言ってないんだけど。
…箱の開いたジップロックを。

月夜 水稀

それで…もしかしたらって?

夏雨 切梛

ええ。
もしかしたら、彼女が使ったんじゃないかって思ったの。

夏雨さんの手には秋風さんがポケットに閉まっていたのであろう本がジップロックに入れられていた。

春凪 瀬良

奇跡的にその本濡れてませんね…
あれ?夏雨さん、本の後ろを見てください。

夏雨 切梛

え?こ、これ…

切梛先輩へ。と手紙が半分に折られた所に書かれていた。

月夜 水稀

もしかしたら…樹玖代ちゃんは殺される前に…

夏雨 切梛

見てみるわ。
…ダイイングメッセージね。
ねぇこれはあたしが解いてもいいのかしら?

夕影 琥珀

はい。だって、秋風さんはあなたにそのダイイングメッセージを残したのでしょう?

夕影 琥珀

それなら解くのはあなたしかいないと思います。

春凪 瀬良

僕も琥珀の意見に賛成します。

月夜 水稀

切梛さん、お願いします。

夏雨 切梛

ええ、分かったわ。
じゃあ、一旦部屋に戻るから。
2人にもそう伝えて?

すると紗雪さんが夏雨さんに小声で話始めた。 僕達には聞こえない。

紗雪 狭

なぁ、おめぇダイイングメッセージがもし解けても今は言わねぇ方がいいぞ?

夏雨 切梛

何故?

紗雪 狭

仮に俺が暗殺者だとしよう。
もし、おめぇがそのダイイングメッセージを知って重要な何かを掴んだとしたらどうする?

夏雨 切梛

…!
あたしを襲ってくるでしょうね

紗雪 狭

そういうこった。

夏雨 切梛

…あんたは暗殺者なの?

紗雪 狭

違ぇよ。
仮っつったろ?

夏雨 切梛

まぁ、分かったわ。
助言ありがとう。
あたしは部屋に一旦戻るわ。

他の人達にもそう言って私は部屋に戻った。

樹玖代ちゃんはあたしに何を伝えたいの? そう思い私はダイイングメッセージを見ながら机に向かった。

秋風 樹玖代

切梛先輩へ。
どうかこのメッセージの意味に気づいて下さい。

ダイイングメッセージの内容は暗号化されてるわ。

60↑5←0↑ 6←5↓4→@ 7↑3↑6←@

夏雨 切梛

樹玖代ちゃん、中々手の込んだ事してくるわね。

夏雨 切梛

でも、これは推理小説を読んでれば容易ではないわね。

秋風 樹玖代

本好きの切梛先輩ならきっと解ける筈です。

3→0↑6@→1←6 1←2←4→ 7↓4↑@4↓3→0↑6@→1←4↓ 653←424↑@45

秋風 樹玖代

樹玖代より。

夏雨 切梛

…そんな事まで記号にしなくていいわよ…当たり前じゃない。

あたしは気づいたら涙を流していた。 絶対暗殺者を告発するから。

約束するわ。樹玖代ちゃん。

この作品はいかがでしたか?

74

コメント

5

ユーザー

暗号わかりました!もしかしたらと思ってやってみたらわかった!(嬉しい😂

ユーザー

上手く書けなかったので編集しました。 よろしくお願いします。

ユーザー

*ヒントは携帯 これ言ったら多分分かるかもです。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚