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唯
唯
唯
応答なし
明那
私と唯は幼馴染で親友だった。 いつも真っ直ぐで、優しい唯が大好きで自慢だった。
あの日から全てが変わってしまった。 あの人に出逢わなければ、今も唯はずっと……
明那
明那
唯
唯
明那
唯
唯
唯
明那
応答なし
明那
明那
明那
応答なし
明那
応答なし
明那
10月12日を最後に、唯と連絡が取れなくなった。
唯は高校1年の時両親を交通事故で亡くしている。 それから2年たった今も、母方の叔母さんからたまに連絡が来るくらいで身寄りがない。
両親が残した保険金と、バイトで稼いだお金で生活していた。 寂しい顔ひとつ見せずにいた。
だから、私が傍に居て味方でいてあげる事が、私にできることだと信じていた。
なのに、
なぜ裏切った
2010年10月5日18時30分
ゆい
河合 康二
ゆい
テストで名前を書き忘れちゃって、先生から電話来て急いで学校に来たの
本当はダメだけど、特別なんだって!
あきなにはなんか怪しいよって言われたけど、0点になったら嫌だからね〜
先生遅いなー、ちょっとトイレ行っちゃお
ゆい
先生にLINEを入れた瞬間、袋のようなものを被された。
思い切り抵抗した。 スカートの中に手が入ってきて思わず蹴飛ばした。
ガシャーン
すごく大きな音がして何かが倒れたと分かった。
頭の袋を取ると、目の前に先生が頭から血を流して倒れていた
ゆい
ゆい
あきな
あきな
ゆい
あきな
ゆい
あきな
あきな
ゆい
急いで階段を駆け上がった
教室に着くと、担任の河合先生が倒れていた。 頭から血が出でる。机の角と椅子の背もたれにに血がついている。
ゆいは誰にも言いたくないと泣いていた。 私は雑巾で血を拭き取り始めた。
学校のすぐ裏が山になっている。 そこに埋めよう。
ゆい
ゆい
あきな
あきな
あきな
この日から、2人だけの、誰にも言えない秘密を抱えた