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やっぱ、舘は、しょっぴーの事、よく分かってるなぁ!
涼太とのライン
翔太
宮舘
宮舘
翔太
宮舘
こうなる事を予想してたと言う涼太の返信に驚きを隠せなかった。
結局その後、経口免疫治療法について全て話した。全員で病院に行くのは迷惑になるということだったため、阿部ちゃんチョイスの静かにできそうかつ、役に立ちそうなメンバーで行くことになった。選ばれたのは、岩本、目黒、ラウール、阿部、そして仲のいい翔太となった。
佐久間
向井
深澤
と、ドラマ斑が残ることになった。
翔太
準備をして楽屋を出るとき、翔太がポツリと呟いた一言が4人の不安を煽った。
昨日と同じお皿に同じ量のお豆腐がのったお皿が手渡される。昨日の事を思い出すと怖くてたまらない。
看護師
いつも優しく声を掛けてくれる看護師のお陰で頑張れていると言っても過言ではない。いつも背中を押してくれる。拳にグッと力を入れてお豆腐を食べる事が出来た。
看護師
宮舘
看護師
宮舘
衝撃の事実に開いた口が塞がらない翔太。
看護師
宮舘
病室から出ていく看護師を見つめながらこれからの事を想像する。メンバーの前でアナフィラキシーが出たらみんなの前で心配されるだろう迷惑をかけてしまうかもしれない。不安はどんどん膨らんてを行く。
ガラガラ…
阿部
岩本
真っ先に翔太以外の4人が入ってくる。その後ろからバツが悪そうに俯きながら入ってきた翔太を涼太が軽く小突く。
宮舘
翔太
珍しく素直に謝ってきた翔太。相当罪悪感に苛まれているのだろう。
宮舘
宮舘
宮舘
宮舘
翔太
宮舘
そう言って涼太はベッドの横の椅子を指差した。
翔太
恥ずかしさからか一度抵抗してみる翔太に、涼太が突っ込む。
宮舘
表面上では元気でも、涼太の心は折れそうだった。昨日は翔太にどれほど勇気づけられたか。翔太は諦めたのか、今度は大人しくベッド横の椅子に座った。
宮舘
翔太
明らかに具合が悪そうな涼太を見てナースコールを指差す翔太。
宮舘
声を上げることはしないが、ベッドに倒れ込んで小さく唸りながら手で顔を覆う涼太の姿は痛々しかった。
阿部
目黒
ラウール
岩本
ガラガラ
医師
宮舘
医師
仰向の状態だった涼太を看護師が横向きにさせ、ガーグルベースンを用意した。
宮舘
医師
背中を擦りながら声を掛け続ける看護師と、その横で昨日見た機械や点滴、氷を準備している看護師と専門医。そして遠巻きに涼太を見つめる4人。翔太は、涼太が少し落ち着くタイミングを待っていた。
医師
翔太
アナフィラキシー症状で気道が塞がれていることで呼吸がしづらい上に、激しい嘔吐をした涼太は昨日よりもキツそうだった。昨日と同様に涼太の手を握り、声を掛ける。
翔太
宮舘
翔太
相当苦しいのか涼太は体位を変えながら手は酸素を求めるように空気中を掻き、その表情は苦痛で歪んでいる。すぐに霧状の何かが出る機械が涼太の口元にあてがわれた。
医師
翔太
看護師達が涼太の顔周りに氷を当て、苦痛を和らげようとする。藻掻く涼太を数人で抑えつけ、症状が落ち着くのをひたすら待つ。
5分ほどそうしているとようやく落ち着いてきたようで、涼太の手を握ったまま目を閉じて動かなくなった。
翔太
ラウール
阿部
岩本
今にでも泣き出しそうな顔をした翔太と阿部ちゃん。ラウールはもう泣いてるけど。
岩本
翔太
やっと落ち着いたという安心からか、頭が回らなくなっている。
看護師
翔太
看護師
そう言って渡されたのは5本セットのりんごジュース。
SnowMan
看護師の気遣いに感謝し、ありがたく頂いた。
看護師も医師も居なくなった病室で涼太が目を覚ますのを待つ間、5人でりんごジュースをチューチュー吸った。
阿部
目黒
岩本
ラウール
宮舘
おでこと首に氷を乗せたままの涼太がゆっくりと目を開けた。
翔太
宮舘
ラウール
阿部
またしても涙目になっているラウールと阿部と翔太。3人同時に涼太に飛びついた。
宮舘
岩本
宮舘
翔太
宮舘
翔太
そのやり取りを見ていた4人は(何だかんだお互いのこと一番分かってるんだな流石幼馴染)とも、思った。 不意に病室の扉が開き、看護師さんが顔を覗かせた。
看護師
翔太
阿部
看護師
看護師に挨拶をし、全員が涼太に向き直る。
目黒
宮舘
阿部
それぞれが挨拶を交わし、病室を出て行く。
宮舘
突然呼び止められ振り返る。
翔太
宮舘
小さい声でモゴモゴしながら喋る。
翔太
宮舘
もんちっち
もんちっち
もんちっち
もんちっち
もんちっち
もんちっち