???
キィーーーーーーーン
男性
いやだ!しにたく…ない…たすけて!
???
キィーーーーーーーン
また、鳴き声がしたが通常の鳴き声と違う声だった。
ブシュ
血が吹き出る音がした
父
これって、やばいやつ…じゃ
母
…
ガイドの佐藤
話は、後!通り過ぎるのを待ちましょう。
ザク ザク どんどん近づいてくるようだ。
???
キィーーーーーーーン
そういうと、何処かへいってまったようだ。
ガイドの佐藤
どこかへ、行きましたかね?
ガイドの佐藤
ちょっと、出てみます、
ガイドの佐藤
もう…行きましたかね…
父
なんなんだ!あいつは?
ガイドの佐藤
あいつは、ですね…あの時のあいつです…
父
あの時って…20年前のあの話に出てくるば…化け物のことですか?
ガイドの佐藤
………あの時と…一緒です…
母
そんな!?もう、問題なかったんじゃないの⁉️
父
ここにいたら危ない、旅館に引き返そう!
母
そうしましょ。
翔太
ねえ…でも化け物の音が消えてった方って旅館の方じゃないの?
ガイドの佐藤
はい、そうですね…旅館の近くに…巣でもあるのでしょうか?
母
あなたの、先輩の方が殺されたのも、旅館の近くなんでしょ?
ガイドの佐藤
そうですね…
父
じゃあ、どうしたらいいんだ⁉️
ガイドの佐藤
こうしましょう、まず、頂上まで地上より近いのでここが静岡県だから、反対の栃木県まで行きましょう。
母
そんな歩くの⁉️
ガイドの佐藤
危険ではないですし…これがいいかと…
父
とりあえず、それで行ってみよう!
コツ コツ コツ
グシャ
ガイドの佐藤
なっ…なんだ?
五人で山の中を歩いていると急に足元に異様な感覚が走った。
父
うっ…うわぁ!
母
キャアーーー
翔太
うぁああ
カナ
もう…いや…
ガイドさんが踏んだのは、人間の腕だった。
ガイドの佐藤
こっ…これは…あの男性が来ていた服の袖⁉️
カナ
死んじゃったの…?
父
お前らは、あんまり見ないほうがいい⁉️
母
もう…ダメ…耐えられない。
父
耐えてくれ…
ガイドの佐藤
もう、ここまでくれば大丈夫でしょ、ここで朝が来るのを待ちましょう!
父
この腕は、俺が埋めてきます
ガイドの佐藤
では、明日は六時に出発します!