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潤
凌太
要人
潤
主です。
凌太
要人
主です。
主です。
全員
潤
ー潤sideー
その話を聞いたのは、放課後の校舎裏だった。 凌太が小さな声で俺に話してきた。
凌太
潤
一瞬、頭が真っ白になった。 要人が? 女の子に? そんなこと、 するわけがない――
凌太
胸の奥がぎゅっと締め付けられる。
潤
要人が距離を置いてから、俺はずっと悩んでた。
声をかけようとしても避けられて、 目が合っても逸らされる。
それでも、要人のことを考えない日はなかった。
潤
俺は、ただ心配していただけだった。
でも、あいつは1人で抱え込んで、 潰れそうになって――
ついに、こんなことにまでなってしまった。
たまらなくなって、足が勝手に動いた。 どこにいるのかもわからないまま、 校舎を走り回った。
潤
ようやく見つけたのは、体育倉庫の裏。 うずくまって、顔を両手で覆って震えていた。
要人
掠れた声で名前を呼ばれたとき、 もう感情が抑えられなかった。
その場に膝をついて、要人の肩を抱きしめた。
潤
震える要人の背中を、ただ強く、何度も撫でた。
泣きじゃくる声が耳元で響いて、 俺も泣きそうになった。
潤
どんな言葉をかけても足りない気がして、 でも伝えたかった。
あいつの苦しみも弱さも全部、 受け止める覚悟は、もう決まってた。
潤
主です。
凌太
要人
潤
要人
潤
凌太
潤
要人
主です。
主です。