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透子
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コメント
1件
うわ…第4話、めっちゃよかったです🥀💜 まさかまた会えるなんて思ってなかったから、路地裏で「バーテンダーさん…?」って声がしたとき、ほんとにドキッとしました。猫に懐かれて困ってるところ、腕を隠そうとするところ、全部「深澤さんっぽいな」って思って胸がぎゅってなりました。それで最後の「もう一回、お店行ってもいいですか」、照くんの勇気がすごく伝わってきて、じんわり温かくなりました…!続き、すごく気になります。
いわふか
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side.💜
仕事の休憩時間。
というか、閉店後。
俺は日課として深夜に散歩をしていた。
いつも通り、人気のない路地を歩いていると、猫の鳴き声が聞こえた。
猫
ダンボールの中に入っていて、いかにも「捨て猫」という感じ。
なんとなく頬って置けなかった俺は、猫に近づいた。
ごろごろ と喉を鳴らす猫。
人慣れはしているようで、噛むどころか甘噛みすらされなかった。
深澤.
衝動的に撫でてしまったが、俺は猫を飼う気にはなれないので、懐かれても困る。
少し、猫との距離を置こうとした。
すると、さっきまで爪を出す気配なんて無かった猫が、爪を出し、俺の腕を傷つける。
深澤.
深澤.
俺の腕から鮮血が流れ落ちる。
そうとう懐かれてしまったようで、離れようとすると引っかかれるみたい。
俺は傷ついている方を猫に見せないように、左手を使って撫で続けた。
深澤.
そんな、大きな独り言を呟いている時だった。
背後から聞こえた、聞き覚えのある声。
岩本.
そこには、“絶対”に2度と会わないと思っていた男が目の前にいた。
深澤.
岩本.
岩本.
ただ野良猫に引っかかれただけだと言うのに、お兄さんはオーバーなリアクションをとる。
深澤.
苦笑いしながらも、左手で猫を撫で続ける。
岩本.
彼はそういうと、誰かに電話し始めた。
深澤.
岩本.
岩本.
たった、2分ほどの会話。
深澤.
岩本.
岩本.
深澤.
暫く誰も話さない沈黙が続いた。
side.💛
猫の処置終わったら、お店行きたい、なんて。
そんなこと、言ってもいいのだろうか。
迷いの中、友人が到着。
佐久間.
岩本.
彼は、佐久間大介。
俺が知る中で一番の猫好き。
佐久間.
佐久間.
佐久間.
慣れた手つきで猫を撫でながらそう言う。
岩本.
佐久間は撫でるのを辞めると、バーテンダーさんに向かって言った。
佐久間.
深澤.
佐久間は彼の右腕を見て目を見開いた。
佐久間.
佐久間.
佐久間.
深澤.
深澤.
佐久間.
佐久間.
そういい、佐久間が猫に触ると、ぴったりバーテンダーさんの腕にくっついていた猫が取れる。
俺はすぐさま傷のある右に目を向けた。
深澤.
お兄さんはこちらの視線に気づき、傷を隠すように後ろを向いた。
佐久間.
佐久間が帰っていった。
岩本.
深澤.
そう言って逃げ帰ろうとする彼の手首を反射的につかんだ。
彼と目が合って、言えなかったことが自然と口からでてくる。
岩本.
長い沈黙。
深澤.
返ってきた答えは、紛れもない肯定だった。
岩本.
深澤.
そういい目を伏せる彼に、俺は興味しかなかった。