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コメント
5件
今回もめちゃくちゃ良かったです!!!! まぁ…突然、見知らぬ世界に来て 全く知らない他人を信用しろと言われても 流石に命の恩人でも難しいですよね… 時には信用する事も大切ですが… 疑心暗鬼でいる事も大切ですからね… なるほど…人類は大罪を犯した事により その罰として害虫を生み出した… もしかしたらではありますが… 人類に呪い的なのもかけたのでしょうか… 次回も楽しみに待ってます!!!!
書き方が丁寧で繊細で世界観とマッチしすぎてて世界一好き🫶😘😍 黒塗りのところ後々重要な鍵とかになったりするのだろうか…🤔 全部センス良すぎて大優勝大好きです🥹🥹🥹💘💘💘
応接室に戻ってすぐ、サザンカは少し用事があると言って席を外した。
その場に庭園の関係者は1人も居なくなる。 庭園について話すには絶好のタイミングとも言えるだろう。
早速、ヴィアがその話題を出した。
ヴィア・クォーツ
アスター
アスター
サウカ
サウカ
ヴィア・クォーツ
ヴィア・クォーツ
ヴィア・クォーツ
少しばかり気まずい沈黙が流れる。 それを破ったのは、扉をそっと開く音だった。
サザンカ
サザンカ
ヴィア・クォーツ
サザンカ
サザンカ
サザンカ
サザンカ
サザンカ
サザンカ
それは三人にとって耳寄りな情報だったが、 あのは会話の後ではそれすらもどこか怪しく思えてしまう。
しかし、それ以外に手がかりがないということも事実だった。
ヴィア・クォーツ
ヴィアがそう問いかけると、彼女はにこりと微笑む。
サザンカ
資料室は応接間のすぐ近くにあった。 サザンカが扉に鍵を差し込んで回す。カチャリという音と共に扉が解錠された。
室内は綺麗だが、普段使いを想定されている応接間や客室よりかは少しだけ散らかっている。壁に沿って背の高い本棚が並べられていた。
──ふと、サザンカがぽつりと呟く。
サザンカ
サウカ
アスター
サザンカ
サザンカ
そう言うサザンカの表情は、悲しそうでもなければ怒っているような様子もない。
サザンカ
サザンカ
『あの子達』が誰を示しているのか、 三人にはすぐに分かった。
ヴィア・クォーツ
サザンカ
サザンカ
サザンカは資料室を静かに出ていく。 鍵は、資料室の真ん中にあるテーブルにぽつりと置かれていた。
サウカ
サウカ
アスター
アスター
ヴィア・クォーツ
サウカ
そうして、三人は室内の資料に目を向けた。 本棚に所狭しと並ぶそれは、小説から雑誌、歴史書に至るまで様々なものが並べられている。
サウカ
アスター
アスター
ヴィア・クォーツ
サウカ
サウカは図鑑から必死に目を逸らしている。 対するアスターは、無言でペラペラとページをめくっていた。
アスター
アスター
サウカ
ヴィア・クォーツ
ヴィア・クォーツ
サウカとアスターがわちゃわちゃしている横で、 ヴィアがとある本を棚から引き抜いた。
二人も、ヴィアが手にしている本に視線を注ぐ。 『ソロネ創世記』──それがこの本の題名だった。
ヴィア・クォーツ
ヴィア・クォーツ
その本の内容はこうだった。
──その昔、ソロネには五柱の神が君臨していた。 『創世』の神・ウラノス、『時』の神・アイオーン、『災厄』の神・アレス、『生命』の神・モイラ、『理知』の神・ソフィア。
ウラノスが大地を創り、モイラが全ての生物を創った。ソフィアが生まれた生物達に知恵を与え、アイオーンがソロネの時間を管理し、アレスが罪を犯した人々に罰を与えた。
そうして世界は回っていたが、 ある時人々は禁忌とされている大罪に手を染めてしまう。
──神殺し。
全ての生物の母であるモイラを、人々は手にかけた。
その事実に怒り、人々に失望したウラノスは、アレスに協力を仰いで人類の敵を創り出す。それこそが害虫だった。
二柱の神は大罪を犯した人々への罰として、 害虫を創ると共にとあることをした。それは……■■
そこから先の文章は不自然に途切れていた。 空白の数ページをめくると、意味を成さない文字列のようなものが並んでいる。まためくると話題が切り替わっていた。
サウカ
サウカ
サウカ
アスター
アスター
ヴィア・クォーツ
三人の間に微妙な空気が流れた。 ヴィアはソロネ創世記を開いたまま立っている。
ヴィア・クォーツ
ヴィア・クォーツ
サウカ
アスター
アスター
ヴィア・クォーツ
その時、資料室の扉がガチャリと開いた。 扉の前に立っていたのは灰色髪の男性──レインだった。
レイン・アミュレット
レイン・アミュレット
ヴィア・クォーツ
レイン・アミュレット
ふと、レインがヴィアの持っていたソロネ創世記を覗き込む。
レイン・アミュレット
ヴィア・クォーツ
ヴィア・クォーツ
レイン・アミュレット
レイン・アミュレット
レイン・アミュレット
アスター
レイン・アミュレット
レイン・アミュレット
そう言い、レインはにこりと微笑む。 人当たりの良い、彼の性格がよく分かる優しい笑み。
そして、四人は資料室を後にした。