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義
実
実
実
実弥の刀が鬼の頸を刎ねた。
鬼
鬼
実
その瞬間、鬼の体が赤黒い霧となって爆散した。
毒か?
実
義
実
実
実
視界が歪んだ。実弥の罵倒はそのまま闇の中へ吸い込まれていった。
実
実
刀はある。隊服も着ているし、怪我もない。
周囲を見渡す。ここは六畳ほどの狭い和室だった。
そして、部屋の隅にはもう一人。見慣れた、そして最も見たくない半々羽織の男が立ち上がるところだった。
義
実
義
義
実
義
実
バコンッッ!
実弥は壁を叩いた。かなり硬く、木造に見えるがそれは鉄のようだった。
こうなったら、と刀を抜いて壁に向かって振るうが、びくともせずむしろ刀が折れそうなくらいだった。
実
義
義
義勇は部屋の唯一の出入り口である襖の前に立っていた。 その襖には、墨で書かれたような文字が浮き出ている。
それには、こう書かれている。
「出口ハ、二人が肌ヲ重ネ、交ワラネバ開カン」 (出口は、2人が肌を重ね、交わらねば開かん)
実
実