~冴side ~
最初、
全部の始まりの あの日
俺は全て失った
車がぶつかって 地面に叩きつけられた俺は 意識が飛びそうになりながらも紬を必死に探した
冴
冴
俺はもう死ぬ。 腹を見ればわかる、
でも、紬だけでも、 生きていてほしい
プロポーズするつもりがこんなことにしてしまうような だめな俺だけど、紬だけはずっと俺のそばにいてくれた
俺は、お前の幸せだけを願ってる
冴
ガバッ
冴
勢いよく起き上がると、頭がズキッと痛んだ
冴
冴
ついさっきまで、血まみれでぶっ倒れてたのに どういうことだ、?
しかも、高校生に戻ってる
冴
とりあえず登校したのはいいものの 朝から頭痛が治らね、
冴
俺は仕方なく保健室に行くことにした
ガラッ
俺が開ける前に開いたドアから出てきた人物に 俺は衝撃を受けた
ずっと
ずっと一緒にいたはずなのに
事故で 死んでしまったはずなのに
会いたくて会いたくて たまらなかったはずなのに
本物じゃなかったら、俺の大好きなあいつじゃなかったら そんなネガティブなことしか浮かばなくなって
紬
そう聞いてくる紬に冷たい言葉を放ってしまった
コメント
4件
えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!! さ。冴ちゃんも記憶あった系なの!? 感動すぎて泣きそう?ゆーちゃん久しぶりな気がする?そんなことない?
まさか冴ちゃんも記憶があったの!?このストーリー泣ける