ツーっと涙を流す紬を見て俺はハッとした
冴
紬
紬
冴
違う、違う
待ってくれ
俺は
俺は糸師冴だ
ここにいる
いるのに、
紬と俺の間に厚い壁があるのかのように感じて
伸ばした手が
動かした足が
止まりそうになる
冴
冴
そこには、
今にも飛び降りようとしていた紬の姿があった。
冴
俺は気づいたときには紬の手を引っ張っていた
必死で紬を引っ張った
紬
冴
もう、お前を死なせたくなんかない
苦しませたくない
だから、そんな顔すんなよ
あれから数日たった日
紬が鼻血を大量に流しながら俺の前に現れ
保健室にいった。
この紬はホンモノなのかニセモノなのか
それに、あの不思議な体験は夢なのか
それとも、
もしかしたら…
そんな考えが俺の頭に染み付いて離れなかった。
コメント
7件
神作ですか? すみません、タイトル読んだ時点でお気に入りにランクインしちゃいました。フォロー失礼します。
あぁ〜!!!!見るの遅かったァァァァァァァ 冴ちゃんほんとにあんたイケメンね? ゆーちゃん!TikTokフォローされた時はびっくりした笑「えっ!?ゆーちゃんからフォローきてる、、、、!?」 ってなってしまった笑
冴頑張れ紬のために(т-т)