それはとある世界での話
その世界の中では
人間は「無性」の姿で産まれてくる
無性とは男でも女でもない
男性を象徴するものも
女性を象徴するものも
何も持っていない身体である
そして12歳になる時
「無性」として生きた若者たちは大きな決断を強いられる
ここから先の人生を「男」「女」のどちらとして生きるか
身体の性別を選択しなければならない
12歳になると子どもたちは病院に連れて行かれる
「男性薬」と「女性薬」のどちらかを投与するためだ
その薬を投与すると
徐々に身体は男性に、もしくは女性になっていく
こうして無性だった子供たちは男性として、女性として生まれ変わる
それがこの世界の理だ
そしてその世界では、様々な人間関係が絡み合っている。
主
主
主
主
主
主
主
~完~
コメント
2件
は!!!設定神かよ!!!たの!!し!!み!!!