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好きが100回届いたら

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好きが100回届いたら

5 - #4 ♥そして、100回目♥

♥

426

2025年05月09日

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◆第4話◆ そして、100回目

urは最近落ち着かない。

ur

(……あと、3回)

yanからの“好き”のカウントは、ついに97回目まで来ていた。

最初は冗談半分で始まったこのゲーム。

だけど今じゃ、心臓が跳ねる回数と

yanの「好き」が比例してる気がする。

ur

……くっそ…

彼奴のことを思い出す度に顔が赤いのも気のせいだと思いたい

_____朝,昇降口

yan

先輩!

いつものように駆け寄ってくる声に、自然と体が反応する。

yan

おはようございます、ur先輩!

yan

……今日も好きです!

ur

……おはよ

気取らず返すけど、手のひらはじんわり汗ばんでる。

昼休み。

urが自分の気持ちを落ち着かせるため屋上で風に当たっていると

足音が近づいてくる。

yan

……先輩、ここでしたか

ur

…サボりに来たのか?

yan

ううん探してました。

yan

……一緒に食べようかなって

そう言って、yanは自分のお弁当箱をちょんと差し出す。

yan

好きな人と食べないと意味ないですもん。

ur

……

yan

あ、今のはカウントしないでください!!

ur

……なんでだよ笑

yan

…あと残りはちゃんと真剣に伝えたいので

さらっと、でも真っ直ぐに言われて、urは言葉を詰まらせる。

ur

(こういう時だけ、ズルいくらい真面目な顔すんなよ……)

弁当のふたを開けるふりをして、視線を外した。

ur

(心臓、うるせぇ……)

夕方、委員会終わり

夕焼けに照らされた廊下を、2人で並んで歩く。

ur

……なあyan裙?

yan

はい?

ur

……なんでもねぇ

言おうと思った。

“お前、いつから俺のこと好きなの?”って

でも聞いたら、何かが変わってしまいそうで

その時

yan

ur先輩、あと2回ですけど……

ur

……

いつ告白されてもおかしくない

昨日からurの頭は告白ばっかで

ソワソワしてたまらない

yan

……今日は、もう言いません

urは思わず立ち止まった

ur

は?

yan

……100回目、ちゃんとしたところで、ちゃんと言いたいんです。

yan

ふざけ半分じゃなくて、全部込めて

yan

ふざけたことは一回もないんですけど……

心臓が跳ねる音が、自分でも聞こえそうだった。

ur

(なんだよ、それ…)

今の自分の顔は

凄く赤くなってるだろう

そして、次の日。

urは妙にいつにも増してそわそわしていた

朝、yanに会っても「好き」とは言われなかった。

昼休みも、言わない。 帰り道も、やっぱり言わない。

ur

(……今日は、言わないのか?)

別に、気にしてないはずだったのに。

こんなにざわつくなんて、自分でもおかしいと思う。

夜、スマホの通知が鳴った

urはしばらく画面を見つめてから。

ぽつりと、呟いた。

ur

……なんだよ、言わねぇとそれはそれで気になるじゃんか

その声に、思わず自分で驚いた

ur

(ああ、……俺)

ur

(好きなんだ、あいつのこと)

ようやく気がついてしまった

翌日。

放課後の廊下。

夕日が差し込む窓の外はオレンジ色に染まり、教室には誰もいない。

いつもは先に声をかけてくるyanの姿が見えず

urは自分でも気づかないくらい、そわそわと廊下を見渡していた。

ur

(……また、言わないとか……ないよな)

昨日、yanが“あと2回、大事にしたい”って言ってたのを思い出す。

ur

(…くそ。なんでこんな気になるんだよ……)

そんなタイミングで、背後から軽やかな足音が近づいてくる。

yan

先輩

くるりと振り返れば、いつもと変わらぬ笑顔のyanが立っていた。

yan

ごめん、待たせちゃいました?

ur

別に待ってないけど……

yan

……今日は時間ありますか?

ur

ん、まぁ……べつに

yan

じゃあ……屋上、行きませんか

夕暮れの屋上。風が少し強くて、urの髪が揺れる。

柵にもたれて空を見上げるurの隣に、yanが一歩、静かに立った

yan

先輩。……俺、ちゃんとしたかったんです。

yan

最後の言葉は、ちゃんと伝えたくて

ur

……

yan

だから、こうやって

yan

ちゃんと向き合って言わせてください

その言葉にurはゆっくりと顔を向ける

目の前には真っ直ぐで、少しだけ緊張したような顔のyan

yan

俺、ur先輩のことが好きです。

yan

ずっと前から本気で。

yan

……もう、何回目とか関係なくて

ur

……バカ。ここまで来て数えんのやめんなよ

yan

……じゃあ、ちゃんと

一歩、距離が縮まる

yan

これで100回目です。

yan

___俺、ur先輩がだいすきです

その瞬間、urの心の中で、何かがゆっくりとほどけていく。

yan

付き合ってくれませんか?

いつもあしらってたつもりだった。

うるさくて、懐かれて、ただの後輩だと思ってた。

でも、今、目の前にいるyanを見て思う。

ur

(好きだ。こいつの全部が)

ur

……ここまでされて、無視できるわけねぇだろ

小さくため息を吐きながらも、urはyanの制服の裾をぎゅっと掴んだ。

ur

…俺も好きになっちゃった…だから

ur

責任取れよ…な

その言葉に、yanの顔がぱあっと明るくなる。

yan

ほんとに!? ほんとに!? やったー!!

ur

声でけぇ!うるせぇ!屋上に響くっつーの!

抱きしめられながら、urは思わず小声でぽつりと漏らす。

ur

……その、敬語も……もう、やめろよな

yan

えっ……?

ur

……呼び捨てで、呼んで欲しい…ていうか

顔をそらしながらそう言ったurの耳は真っ赤で

yanはしばらく口をぱくぱくさせたあと

yan

……ur

不意にドキッとする

ur

っ……な、なに?

yan

ur。……ありがと。大好き

ur

…知ってる

yan

……urは?

ur

もう言わないし

yan

ねぇ〜もう一回だけ言ってよ〜!"俺も好き"ってやつ!

ur

…やだ

yan

お願い〜!ur〜!

ur

……しつけーんだよ、ほんとに……

urは顔を真っ赤にしてぷいっとそっぽを向いたけど

その口元はほんのり緩んでいた。

ur

…俺もめっちゃ好き。

ふざけて始まった“好き”のカウント。

それが本物になるまでに、思ったよりも時間はかからなかった。

yan

じゃあ明日からは彼氏として“好き”って言うからね!

ur

…やめろ。俺の心臓が持たない

yan

えーっ!? もう200回目指そうと思ったのに〜!

ur

やめろバカ!

yan

じゃあもう言わない

ur

…それは違うだろ

yan

かわいい。

でも、そんな毎日も……悪くない。

すこんぶ

おかえりなさいませ。

すこんぶ

遂に書き終えました〜🙂‍↕️

すこんぶ

私ほんとにこういう関係が大好きなんです。

すこんぶ

明日は♡の数に限らず付き合ったあとの番外編載せますね🌟

すこんぶ

皆様ここまでご愛読ありがとうございました(><)

すこんぶ

番外編が終わったら超長編の"親友ポジ狙いで話しかけたら、まさかのヒロイン枠でした"連載予定です!

すこんぶ

内容は学パロ同級生で最初はお互いなんとも思ってないところからはじまります~

すこんぶ

番外編の後に詳細なあらすじ載せますね!

すこんぶ

ではまた明日お会いしましょう〜!

end

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コメント

6

ユーザー

// 遅くなっちゃった‪🥲‎ 完結おつかれさまっ!! 97回も好きって言われないと自分の気持ちに気付けないur彡も、諦めずに100回好きを伝えるを有言実行したya裙も、ほんとに最高すぎた....😭💞番外編待ってるね💪🏻

ユーザー

わぁ~最高でした!付き合えて良かったです(˶' ᵕ ' ˶)

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