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畠山 太輝
てか…
畠山 太輝
もう夜じゃん
西道院 千尋
そろそろかしら
田治 澪
あれじゃないの？
澪が指を指した先にはかなり細い道があった
読売 真麻
本当に道あんじゃん…
西道院 千尋
行くわよ
畠山 太輝
やっぱりそこに人居るじゃん！
田治 澪
落ち着け
西道院 千尋
大丈夫ですか？
真田 結子
………
西道院 千尋
待って、澪
田治 澪
ん？
西道院 千尋
結ちゃんじゃないの？！
田治 澪
……
田治 澪
本当じゃん
読売 真麻
え、知り合い？
西道院 千尋
昔の幼なじみ…
田治 澪
行方が分かんなくなってたんだよ
田治 澪
名前は真田結子
畠山 太輝
その､なんで結子さんがここに？
田治 澪
わからない
西道院 千尋
ねぇ本当に結ちゃんなの？
読売 真麻
んー
読売 真麻
結子さんみたいだね
読売 真麻
千尋さんがきたことに驚いてるよ
結子は太いロープのようなもので縛られていた
澪はそのロープを爪でちぎった
西道院 千尋
結ちゃん、
真田 結子
あ､ありが､とう
畠山 太輝
なんか不自然だな
真田 結子
あ、あの
真田 結子
ああい､う化け物､に巻き込､ま､れたら
真田 結子
し､しし死ぬんだよ
田治 澪
？！
読売 真麻
まずは言葉から消すってか…
真田 結子
も､もうタ､タコは死んでる､と思､う
畠山 太輝
戻るか
田治 澪
結子…？
西道院 千尋
結ちゃんの足が…
澪は黙って結子をおぶった
功刀 和音
お帰りなさい
功刀 萌音
ところで澪さん
功刀 萌音
その格好は何ですか？
西道院 千尋
結ちゃん…？
田治 澪
あ…れ
読売 真麻
手紙落ちてんぞ
千尋、澪。 ありがとう､頑張れ 結子
次は本がたくさんある所｡だけど本を自分のものにはできない｡
畠山 太輝
何この下のやつ､血じゃん
読売 真麻
結子さんとは筆跡がちがうな
田治 澪
千尋…
西道院 千尋
結ちゃん………
功刀 萌音
もし本当に亡くなったのならその方の遺体はどこにあるのでしょうか
功刀 和音
………分からない
功刀 茜音
次は…どうやら図書館のようね
功刀 和音
辛いけど進むしかない
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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