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渚
渚は起きたばかりの重い体をベッドから、起こす。
渚(あれ？ 昨日、机の上を散らかしたまま寝たのに綺麗になってる！？)
渚
渚
渚はドタドタと足音を鳴らしては、急いで支度をする。
渚
渚
ともこ
ともこの声は誰にも聞こえずに、静けさへと吸い込まれていく。
ともこ
パ
ラ
パ
ラ
ともこ
ともこ(私はこのアパートに住まう、座敷童子。独り暮らしの渚さんのためにも頑張らなければ！)
ともこ
ともこ
ともこ
ともこは雨に濡れても洗濯物をベランダから、避難させようと頑張ったが……。
ともこ
背が小さくて、洗濯物が掛けてある部分に届かないのであった。
ともこ
ともこ
ともこ
バキッ
ともこ
ともこ
ともこ
ともこは洗濯物が干せないため、そのままにしておき、大学から帰ってきた渚に驚かれた。
渚
渚
渚は頭を抱える。
渚
渚
渚
ともこ
座敷童子は今日も今日とて、頑張っている。
ー終ー
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