大橋side
藤原丈一郎
おおはし!起きろ!!
なんや…? 丈くんの声がする…。
大橋和也
じょ、く。
目を覚ますとそこには、 馴染みのなにわ男子のメンバーと 事務所の先輩であるSixTONESさんが 揃っていた。
大橋和也
回らない頭で状況を整理しながら、 俺を起こしてくれた丈くんに質問した。
藤原丈一郎
みんなも、ここに来る前の記憶が曖昧で…。
大橋和也
どっどっどっ
大西流星
起きたんやね!よかった!
大きな音を立てて、俺に駆け寄り 抱きついたんは、 なにわ男子の可愛さ担当、 大西流星やった。
大橋和也
大丈夫やで〜!
りゅちぇは?怪我しとらん??
大西流星
皆も無事やで!!
みんな、大橋くん起きたで〜!
田中side
大西の声かけで、 みんなが部屋の中央に集まった。
髙地優吾
じゃあ、まずは状況の整理をしよう。
今いる中で最年長の髙地が、 神妙な面持ちで口を開いた。
田中樹
まずは、俺らSixTONESから。
松村北斗
京本大我
そして6人とも、ここに来るまでの記憶がない。
俺たちは、いつも通りだった。 焦るでも、怖がるでもない。 ただ冷静に、自分が置かれている 状況を分析している。
でも、それは大きな間違いで。 まだ状況を飲み込みきれずにいた 後輩の20代前半メンバーの 不安を取り除くため、 先輩として、人として、 恐怖を押し殺しながら話している。
その証拠に、 高地は柄にもなく1番に口を開き、 最年長の役目を果たそうとした。 北斗の力のこもった拳は、 今も微かに震えている。 きょもも顔色が、 紙のように真っ白で。 ジェシーや慎太郎に至っては、 未だに固まって微動だにしない。
松村北斗
遠慮がちに、北斗が尋ねた。
大橋side
道枝駿佑
長尾謙杜
藤原丈一郎
西畑大吾
記憶は、僕らにもありませんでした。
混乱の治まらない年下組に代わり、 丈くんと大ちゃんが答えた。
NO side
ザザっ…
ゲームマスター
ようこそお越しくださいました。
ゲームマスターのXと申します。
全員
雑音の混ざったノイズと共に、 男か女かも分からない、機械的な音声が 重く鳴り響いた。
大西流星
ゲームマスター
それは、"リアル鬼ごっこ"。
ルールは簡単です。
今から私が指名した3名の鬼には、明日から逃走者の皆様を殺して回って頂きます。最終日までに逃走者を全員殺すことができれば鬼側の勝利。
反対に、1人でも逃走者が生き残れば、生き残った逃走者が勝利する。
困惑した様子の大西を無視し、 声は淡々と語り続けた。
ゲームマスター
逃走者は殺された人をランダムに、5回復活させる制度が適用されます。
尚、ゲームの放棄は認められません。
放棄と見做される行動があった場合、該当の方は即失格で、その場で死刑執行となります。
あまりにも現実離れした状況に、 誰も声を出せない。
ゲームマスター
ゲームマスター






