私は、国の「ドウグ」
肉親は父親しかいない。 でもその肉親ですら私を「ドウグ」と思っている。
私には兄がいた。でもその兄は、 国を追い出された。
母親は私達が産まれてすぐ病死した。
夜宵
…………。
父親兼総統
おい、夜宵。
夜宵
はい、何でしょうか。
父親兼総統
我々国と戦争することになった。
お前を近距離部隊に派遣する。
お前を近距離部隊に派遣する。
夜宵
分かりました。
父親兼総統
しくじったら、分かっているな。
夜宵
………はい。
我々国 確か最近、新たなメンバーが入り戦力が 高まったとか言っていた国か。
どうせまた 負けて、今度こそこの国は潰れる。
この国が潰れたら私の居場所が無くなる。 だから、殺らなければいけない。 殺りたくないのになぁ。
夜宵
はぁ( ´Д`)=3
夜宵
戦争戦争うるさいなぁ。
霊
(仕方ないよ。この時代、戦争ばっかりなんだから。)
夜宵
そーだけどさー。
将
(まぁ、なんかあったら俺等も加勢する。)
夜宵
ありがとー。
霊
(じゃあ、そろそろ休んだら?疲れたでしょう?)
夜宵
うん、そうする。おやすみー。
将
(おやすみ。)
霊
(おやすみーーー。)
夜宵
スー、スー
内界
将
………寝たか?
霊
寝たね。
琴葉
やっぱり主人格さん………
霊
うん、そろそろやばいかもね。
羅伊
私も、そう思ってたところ。
駿
羅伊は裏人格だからまぁ、一番最初に気づいただろ?
羅伊
まぁね。これでも裏人格だからね。
霊
………。
柚子
霊姉……。
霊
ん?どしたの?
柚子
………。
羅伊
あんまり抱え込むなってことでしょ。
柚子
うん………。
霊
!
駿
そうだぞ。お前が悪いんじゃねぇ。
琴葉
悪いのは主人格さんの父親ですよ!
将
そう、お前は悪くねぇ。
羅伊
だから、自分が悪いって思い込まないこと。
わかった?
わかった?
霊
みんな(´;ω;`)
琴葉
よしよし。(ナデナデ
羅伊
みんなで何とかしていけばいい。大丈夫。
霊
うん、ありがとう、
羅伊
(*´ω`*)
コツ コツ
羅伊
おかえり。
4人共。
類
ただいまー。
玲央
あー、疲れたー!
竜樹
いや、まじで疲れた。
叶
たっだいまーー!
羅伊
んで?
将
どうだったんだ?調査は。
類
バッチリだ。
駿
さすが、元殺し屋。
琴葉
情報共有お願いします。
類
わかった。まず我々国の新たに入ったやつなんだが、
玲央
我々国の総統が認めるほど強いらしい。
竜樹
そいつは近距離部隊の隊長にその日のうちに抜擢された。
叶
そして、今回の戦争で一番主力になる存在っぽかったよ。
柚子
!ちょっと待って、羅伊、主人格って確か………
羅伊
えぇ。
近距離部隊よ。
羅伊、柚子以外の全員
え、/は?
玲央
まじかよ。
琴葉
警戒しとかないといけませんね。
霊
そうね。なんとしてでも、
将
主人格を守らなきゃ、だろ?
霊
!
駿
そんなのは俺らも一緒なんだよ。
叶
そうだよ!絶対この戦争は勝たなきゃいけない!
柚子
主人格の命が関わってるようなもんだもんね!
霊
うん、なんとしてでも絶対、
主人格は私達/俺達が守る!
次回 我々だ視点からのスタート