貴久
なぁなぁ、おまえらこれ知ってるか?
貴久
祐也
あ、これ山奥にある廃校?
成亮
俺知らねぇけど笑
慶一郎
寝雨小学校だっけ?今は使われてないんだよね
貴久
そーそーそれでさ
貴久
この廃校の中にとてつもなくデカい鏡があるらしいんだよ。
祐也
それがどーかしたの?
成亮
あ!俺聞いたことあるかも!
成亮
深夜2時にその鏡の前に立つと何かが起こるとかいうやつだろ?
慶一郎
そんなことがあるのかっ
貴久
それだよ!
貴久
んでそのことなんだけど
貴久
もうすぐ夏休みなわけじゃん
貴久
肝試しに鏡探して2時に何が起こるのか探ってみない?
慶一郎
うーん、、、
祐也
俺賛成!
成亮
おれもー!
慶一郎
じゃあ、おれもー
貴久
よし!じゃあきまりな!変化わかるようにみんな制服で!詳しいことはまた後で話そ!
祐也
うん!
成亮
りょーかい!
慶一郎
おっけーい
そして4人は廃校に行くことになった。
山の麓に集合すると早速廃校へと向かった
廃校に着いて鏡はすぐ目の前にあった
貴久
思ったよりでかいな...
祐也
お、おう
成亮
けいちゃん、今何時?
慶一郎
今1時57分
慶一郎
すぐに2時になるよ
貴久
しげ余裕だな笑
貴久
それにけいちゃんも笑
成亮
ゆーやとたかちゃんがビビりすぎてるだけだよ笑
慶一郎
あ、2時になる
全員が息を飲んだ
だが、鏡に映ったのは長袖の馬鹿四人
貴久
なんだよ、何も起きないじゃん
貴久
よかったぁー
祐也
ほんとだよなぁー
成亮
ちょっとつまんねぇなぁぁぁ
慶一郎
んじゃ、帰りますか
貴久
ういー
そして廃校を出た瞬間
貴久はあることに気づいた。
貴久
なぁ...
祐也
ん?
成亮
どした
慶一郎
なんか忘れ物でもした?
貴久
違うよ違う
貴久
俺ら今制服半袖だよな?
祐也
当たり前じゃん今夏だ...あ
成亮
あ
慶一郎
あ
貴久
あの鏡に写ってたのは...
しばらくそこから動けなかった







