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こころん

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瀬名 紫陽花
16,211
𐙚 𝕜𝕠𝕟𝕠🩵ྀི
68
あの夏に
くれたピアス
えと
って海に投げたの
えと
忘れられる気がしたけど
思い出だけは波も飲み込みきれなかった
心溶けた過去は消えないわ
えと
ゆあん
私に染み込んでいる
あの口癖はあなたのものだったの
心で少しこう思った
“消えないで”
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
愛してるなんて言われても何も動かないの
えと
えと
えと
運命だと思ってたのに
ー完ー
コメント
1件
お疲れさまです、寺島あおいです。第4話、読み終わりました。 詩的な断片が連なる構成、とても印象的でした。特に「海に投げたピアス」と「口癖が染み込んでいる」という表現が、別れても消えない記憶の痛みを鮮やかに描いていて、胸が締め付けられました。最後の「運命だと思ってたのに」という反復が、諦念と未練の間で揺れる心情を本当に巧く伝えています。短いながらも、ひとつの恋の終わりがぎゅっと詰まっていて、何度も反芻したくなるような味わい深さでした。続き、あるのでしょうか…?