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エルノ平山高等学園殺人事件 -僕と俺の絶望的な殺シ合イ-

第2話 - 0章モノローグ　#2 3年自己紹介

501

2025年11月10日

#折伽羅

#一応一次創作

#諸々注意

#-エル高-

#-僕俺-

葉曖麗奈　不定期

華斬　巧

じゃぁまずは……彼処の最上級生達に声を掛けてみようか〔と上級生同士で集まっている場所を指差し〕

穂兎　芽楼

え、いきなり！？

華斬　巧

大丈夫大丈夫！あの人達、癖はあるけど基本的に質問には答えてくれるし

華斬　巧

自己紹介もしてくれる筈だから！

穂兎　芽楼

で、でも…そんな………

華斬　巧

……うーん………

華斬　巧

…それじゃぁまずは、あの赤髪の人に話しかけたら良いよ

華斬　巧

他よりも明るくて話しやすいだろうから

穂兎　芽楼

え……わ、分かった………行ってくる

華斬　巧

頑張って！〔笑顔で〕

穂兎　芽楼

あ、あのぉ………

？

ん？どうしたんだい？

穂兎　芽楼

あ、えっと……名前を、聞きたく…て………

？

あ〜そっか、君転入生って話だったもんね

雁之　夏美

自分は「雁之夏美(かりのなつみ)」

雁之　夏美

男勝りなとこあるけど、一応女で…女子サッカー選手として有名かな？

雁之　夏美

自分で言うのもあれなんだけどね……〔苦笑し頬を掻きながら〕

穂兎　芽楼

雁之夏美……女子サッカー選手………って、あの…！？

穂兎　芽楼

"男装が良く似合う格好良い美人サッカー選手"って！〔目を輝かせ〕

雁之　夏美

知ってもらえてる様で何よりだよ

雁之　夏美

まぁテレビ番組にもよく出てたから、それで知ってたんだろうけど……

穂兎　芽楼

いえ！僕、もうサッカーの番組見てたのでよく知ってますよ！

穂兎　芽楼

チーム全体が高水準で、予選落ちした事が無いんですよね！

穂兎　芽楼

そして夏美選手と言えば圧倒的CF！チームキャプテン！ですよね！

雁之　夏美

あはは…そこまで知ってもらえてるなんて嬉しいな、ありがとう〔微笑〕

穂兎　芽楼

ﾋﾟﾆｭｯ……〔その場に倒れ〕

雁之　夏美

えぇっちょっと！？アンタ大丈夫！？〔急に倒れた事に驚いて〕

穂兎　芽楼

めっめ……目の前に………推し選手ががが…………〔頭から煙を吹き出していて〕

雁之　夏美

あぁ………君ガチファンだったんだね……なんかごめん…〔芽楼の発言で納得出来たのか謝り〕

華斬　巧

一寸、なんの騒ぎ！？〔駆け付け〕

雁之　夏美

あ〜………どうやらこの子、自分のガチファンだったみたいで……

雁之　夏美

なんか、微笑みかけたら倒れちゃった…〔苦笑〕

華斬　巧

えぇっ！？そんな理由で…………〔少し口角を引き攣らせながら〕

華斬　巧

けど……どうしよう…まだ名前が分かってない人達居るだろうに………

雁之　夏美

どうしたものかね………

？

ねぇねぇ君達〜

？

困ってる様なら、僕見といてあげよっか〜？

？

ほら、僕も自己紹介しておきたいからさ〜

？

見ておけば、話しかけるの時短で済ませられるでしょ〜？〔とゆったり話して〕

雁之　夏美

あ〜………確かにアンタ3年だし……

雁之　夏美

うーん……任せて良さそうかな…？〔巧に聞き〕

華斬　巧

うーーん……微妙なところだね………

？

大丈夫だって〜？別に何かしようって訳じゃ無いからさ〜

華斬　巧

………それじゃぁ、任せるよ

雁之　夏美

くれぐれも変な事しないでよ？一応、自分のファンなんだからさ

？

はーい〔にっこり笑って返し〕

暫くして

穂兎　芽楼

……………ん、んん〜……？〔意識が戻り〕

？

あ、起きた〜？〔顔を除き込み〕

穂兎　芽楼

っ！？！？！？〔バッと起き上がり後退って〕

？

そんな吃驚させちゃった〜？ごめんね〜

穂兎　芽楼

…あ、貴方は……？

遙　朝緋

僕は「遙朝緋(はるかあさひ)」って言うんだ〜、よろしくね〜芽楼ちゃん〔笑顔で〕

穂兎　芽楼

あぁはい、よろしくお願いします………〔淡々と挨拶をし〕

遙　朝緋

あれ、意外に飲み込みが早いタイプ〜？もう少し驚くかなぁと思ったんだけどなぁ〜〔思惑が外れ、少し面白くなさげに言い〕

穂兎　芽楼

い、いや………夏美さんのインパクトが強過ぎて……

穂兎　芽楼

多分、それで動じてないだけかと……

遙　朝緋

あ〜成程ぉ〜

遙　朝緋

そう言えばガチファンだ〜って話してたもんね〜、仕方ない仕方ない〔と納得し〕

穂兎　芽楼

ガチファンになってるんですか……！？

遙　朝緋

え？違うの〜？あれだけ詳しければガチファン名乗れると思うけど………

穂兎　芽楼

いやいやまだ全然ですって！

穂兎　芽楼

他の方々に比べれば僕なんてそこら辺のにわか同然ですよ……

遙　朝緋

うーん……自己肯定感凄く低いねぇ〜………僕一寸心配になってきちゃった〜

遙　朝緋

まぁいいや…それはさておき〜

遙　朝緋

他の上級生に名前、聞きに行かなくて良いの〜？

穂兎　芽楼

え………あ、そうでした…！〔立ち上がり〕

穂兎　芽楼

……あの、診ていてくれて…ありがとうございます〔礼を述べてから他の人の方へと行き〕

遙　朝緋

いいえ〜

華斬　巧

……それで、誰が上級生か分からないから、ボクに聞きに来た…と………

穂兎　芽楼

ほんと……申し訳ない……です、はい………〔分かりやすくしゅんとしており〕

華斬　巧

………まぁ仕方ないよ、編入初日がこれだし

華斬　巧

それじゃぁ………そうだな……

華斬　巧

…次はあの人に名前を聞けばいいよ〔と緑髪の童顔な人を指差し〕

穂兎　芽楼

………え、あの人上級生なの？！高く見積って高二かと……

華斬　巧

まぁ、気持ちは分からなくもないけど………それ本人の前では言わないでね？普通に失礼だから

穂兎　芽楼

わ、分かった…………取り敢えず行ってくるよ

華斬　巧

うん、頑張っておいで〔手を振り〕

穂兎　芽楼

……あ、あのぉ〜………

？

おん？誰かと思えば編入生っ言っとった奴か、なんや？

穂兎　芽楼

えっと……名前、教えて貰っても良い…ですか………？

？

……あ〜そか、アンタには名乗っとらんかったな

桐乃戸　瑠璃

ボクは「桐乃戸瑠璃(きりのべるり)」、関西生まれ関西育ちやった男や、よろしゅう

穂兎　芽楼

よろしくお願いします、関西弁なんですね

桐乃戸　瑠璃

あったり前やろ！やなかったら関西人失格や！

※尚、中の人はエセ

桐乃戸　瑠璃

ほんでアンタは最初言った通り、編入生の「穂兎芽楼」やねんな？〔目は糸目の儘、鋭い目線を送り〕

穂兎　芽楼

は、はい……その通りです〔ビクッと身体が少し跳ねたがそう答え〕

桐乃戸　瑠璃

…………ん、嘘はついとらんな、安心安心

桐乃戸　瑠璃

いやーすまんな、1度確認したかったんよ

桐乃戸　瑠璃

…「穂兎芽楼」本人かどうか

穂兎　芽楼

は、はぁ……そうだったんですね……

桐乃戸　瑠璃

あ〜敬語、ボクには要らんよ、気楽に喋り

穂兎　芽楼

……此処の人達は皆優しいね………タメ口許してくれるから…

桐乃戸　瑠璃

それだけで優しい言われるんはあれやけど……

桐乃戸　瑠璃

友好関係築こぉ言う時に、敬語やと色々と堅いやろ？

桐乃戸　瑠璃

やから大半のもんは敬語外してるんや、年齢学年才能関係無くな

桐乃戸　瑠璃

だから他の奴に対しても、タメで全然ええんよ？

穂兎　芽楼

そ、こうだったんだ………色々と凄いね、此処は……

桐乃戸　瑠璃

そそ、せやからこれからはそれで行き、其方の方が馴染みやすいからな！〔にひっ、と笑って〕

穂兎　芽楼

……うん分かった、ありがとうね、瑠璃君

桐乃戸　瑠璃

後輩の役ぅ立てたんなら良かったわ〜、また話そな〜〔笑顔で手を振り〕

華斬　巧

……その様子だと、良い感じに出来たみたいだね

穂兎　芽楼

うん、接しやすい人だったからかな？そこまで違和感とか、気まずさ無く話せたよ

華斬　巧

それは良かったよ、それじゃぁ次は〜…………

穂兎　芽楼

…………

？

君だったよね、編入生って〔急に話しかけて〕

穂兎　芽楼

っ…？そうだけど………

穂兎　芽楼

……えぇっと…君は？

霜朱　柊真

おれは「霜朱柊真(しもあけとうま)」、此処で言う上級生だよ

霜朱　柊真

よろしく〔胡散臭さのある笑みを浮かべながらそう言い〕

穂兎　芽楼

う、うん……よろしく………〔少し冷や汗を流しながら挨拶を返し〕

霜朱　柊真

…さて、目的は済んだから行くよ、それじゃぁね〔背を向け歩き始め〕

穂兎　芽楼

……………(…僕、ああ言うタイプ苦手かもなぁ……)

華斬　巧

…霜朱君、自分から来たんだね〔様子を見ていた様で〕

穂兎　芽楼

……あの人って、どんな人なの…？僕ちょっと苦手って思ったんだけど………

華斬　巧

どんな人、かぁ………正直、ボクや他でもよく分かってないんだよね……〔苦笑し〕

華斬　巧

僕は2年だから、分からないのも当然なんだけどさ………

穂兎　芽楼

………そっか……

華斬　巧

……さて、最上級生はあと一人…あの人に声を掛けてきてね〔と、金髪の女子を指差し〕

穂兎　芽楼

……さっき、練習がどうのって言ってた人？

華斬　巧

そうだよ、彼女は音楽家だから……

華斬　巧

…取り敢えず行ってきな、まだ2年の紹介もあるし……

穂兎　芽楼

……うん、行ってくる〔歩き出し〕

穂兎　芽楼

……あの〜、一寸良いかな？

？

……貴方は…編入生の方ですか

？

どうかされました？

穂兎　芽楼

あ、えっと……名前を聞きたくて

綾眼　瞳無

「綾眼瞳無(あやめひな)」です

綾眼　瞳無

一応音楽家で、ピアノを弾く事が殆どです

綾眼　瞳無

よろしくお願いします〔淡々と答え〕

穂兎　芽楼

う、うん……よろしく、瞳無さん

綾眼　瞳無

……………………………

穂兎　芽楼

………………………〔気まずそうに〕

綾眼　瞳無

………要件が済んだのなら、早く行ったらどうです？

穂兎　芽楼

あ、うん……ごめん…〔巧の元に行き〕

華斬　巧

………雰囲気で分かるよ……冷たかったんでしょ

穂兎　芽楼

………うん…

華斬　巧

……あれでもあの人、親切な人だから…気にしないでね……

華斬　巧

今は彼女も取り乱してると思うから………〔苦笑〕

穂兎　芽楼

……うん………

華斬　巧

…………あーっと……2年生！2年生の方もやろう！

華斬　巧

今度はあの人に行ってきて！〔と、茶髪の女性を指差し〕

穂兎　芽楼

……分かった〔歩き出して〕

華斬　巧

……………〔心配そうに手を振って〕

この作品はいかがでしたか？

501

2件

人ってやっぱ見た目で判断したらダメなんやな〜〜当たり前やけど自己紹介だけでもその人の個性出てて面白いな

今日に結構余裕のある滑り込みセーフ！早速二話目を投稿！これからの生徒達の絶望を期待していてください

葉曖麗奈　不定期

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